【コラム】 Asian Hate Crimeを知る | アメリカで何が起きているか?

東アジア系と思しき老人が歩いていたら、フードを被った男性が後ろから近づいてきて、いきなり殴り倒した。1月、カリフォルニア州サンフランシスコとオークランドの路上で別々に起きた、よく似た事件を捉えた防犯カメラの映像が、SNSを席巻した、これを見て、体内の血が冷えるような思いをしてから2カ月。ジョージア州でアジア系が経営するマッサージ店など3店舗を立て続けに狙った乱射事件がおき、アジア系の女性6人と白人の男女一人ずつ、8人の死者が出る惨事となった。

Will.i.amが飛行機の客室乗務員から人種差別を受けたと語る

言わずと知れたBlack Eyed PeasのリーダーであるWill.i.am。そんな彼が、飛行機でとある客室乗務員から受けた対応について語り議論を呼んでいる。

Jay-Zがアリゾナ州フェニックスで警察から銃で脅迫を受けた家族のために弁護士を雇う

アメリカでは、警察による有色人種への差別や不当な取り調べが長らく問題視され続けている。先月、アリゾナ州フェニックスである家族が警察によって理不尽な取り調べを受けた上に銃で脅迫された事件が発生し、その解決のためにJay-Zが動いているようだ。

12歳のラッパーLil C-Noteがモール内でCDを販売したことで複数の罪に問われる

昨年10月、ショッピングモール内で警察に腕を掴まれ口論になっている動画が広く拡散された12歳のラッパーLil C-Note。そんな彼が、現在複数の重い罪に問われ危機に瀕している。

ニューヨーク市が髪型による差別を禁止するガイドラインを設置か

ニューヨーク市人権委員会が、髪型での差別を禁止する新たなガイドラインを設置しようとしている。

Kodak BlackがGucciのブラックフェイスセーターへの批判に対し「あれは差別じゃない」と反論

言わずと知れたラグジュアリーブランドのGucciが発売した黒のセーターが問題となっている。セーターは鼻の下まで覆うマスクがついており、口の部分に穴があき周りを赤いラインが縁取るデザインとなっている。これが古くから黒人を差別する表現として用いられてきた「ブラックフェイス」と酷似している、として批判の対象となった。

学生がアップした人種差別的な曲が問題となり教育委員会が調査に乗り出す

人種差別的な内容を含んだラップ楽曲が、アメリカのメリーランド州の中高生によって発見され問題となり、ついに教育委員会が調査に乗り出したとWBOCが伝えている。

Lil Pumpによるアジア人差別発言を受けて中国のラッパーが続々とディス曲を発表

先日Lil PumpがTwitter上でプレビューした新曲“Butterfly Doors”にアジア人を差別するようなリリックと「Ching Chong」というアドリブが含まれていることが問題となっている。日系アメリカ人ラッパーのMiyachiがこの件に対してリアクションを行なったことも取り上げたが、中国からはラッパーたちによってLil Pumpのディス曲が続々と発表されている。

Lil Pumpが新曲でアジア人差別をしたとして批判を浴びる

ヒップホップにおけるポリティカリーコレクトネスの議論が盛んになった昨今だが、未だにこのようなケースが発生してしまうようだ。Lil Pumpが昨日Twitterにてプレビューした新曲“Butterfly Doors”に、アジア人を侮辱するような歌詞が含まれているとして問題になっている。

Diddyが問題となったH&Mの広告に登場した少年モデルに100万ドルでモデル契約をオファーとの報道

黒人の少年モデルが"Coolest Monkey In The Jungle"とプリントされたパーカーを着ている広告写真が問題となり批判を浴びているH&M。

人種差別的な広告写真を掲載したH&Mに対する抗議の波は更に広がり、問題の写真をアレンジしたアートワークも多数制作される

H&Mが人種差別的な広告写真を自身のオンラインサイトに掲載した問題に対しての抗議の波はさらに広がりをみせている。

イジメに苦しむ少年にSnoop DoggやCardi Bなどが熱いメッセージを送るも、母親にレイシストの疑惑が浮上し炎上

先週末にある少年が涙ながらに、学校でイジメにあっていることを語るビデオが、母親のFacebookアカウントにアップされ、多くの反響を呼び、Snoop DoggやCardi Bなどの人気ラッパーたちが少年に対し、熱いメッセージを送った。

Princess NokiaがNYの地下鉄でレイシストにスープをかけて追い払う

NYの地下鉄でラッパーのPrincess Nokiaが、黒人の少年たちに対しレイシスト的な発言をしていた男に対抗、最終的に男にスープをかけ追い払ってしまった。

差別的なグラフィティを楽しい絵に塗り替えるストリートアート集団 #PaintBack

人を不快にさせる差別的なグラフィティ。ドイツでは、いまだにナチスのマークであるハーケンクロイツのグラフィティを所々で見かける。そんなヘイト溢れる不快なグラフィティに上から絵を足して、愛のある楽しいグラフィティに書き換える集団がベルリンにいる。

Frank OceanがPanoramaフェスで着用していた反差別Tシャツが19ドルで販売中

Frank Oceanが先週のFYFに続き、今週はNYで開催されたフェスPanoramaに出演、パフォーマンスの際に着用していたTシャツが話題になっていた。
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