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12歳のラッパーLil C-Noteがモール内でCDを販売したことで複数の罪に問われる
昨年10月、ショッピングモール内で警察に腕を掴まれ口論になっている動画が広く拡散された12歳のラッパーLil C-Note。そんな彼が、現在複数の重い罪に問われ危機に瀕している。
Lil C-NoteはショッピングモールでCDを手売りすることで評価を上げてきた。しかし昨年、アトランタのCumberland MallというショッピングモールでいつものようにCDを売っていたところ警察からの注意を受け、口論に発展。腕を強く掴まれるなどの暴力を振るわれた末に逮捕されてしまっていた。
上の動画は彼の叔母が撮影したものだが、警官が彼の言葉に耳を貸そうとせず、さらに撮影している叔母の携帯を取り上げようと実力行使を行なっていることが分かる。以前も2回ほど警察に注意を受けたそうだが、今回の対応はかなり極端なものといえるだろう。この動画が拡散された後、Lil C-Noteは現在公務執行妨害、傷害、不法侵入など複数の罪に問われている。
現在は裁判が行われている途中であり、CSテレビが伝えるところによるとLil C-Noteは一貫して容疑を否認しているとのことだ。
この一件に関してトラップのオリジネーターの一人であるT.I.が公式にサポートを表明している。T.I.は「俺たちはいじめられてきた黒人の子供なんだ。もしあれが白人の子供だったら、あんなことは起こらなかっただろう」と語っており、Lil C-Noteの逮捕は人種差別によるものであると強く抗議している。
アメリカの警察の横暴さを象徴するようなLil C-Noteの逮捕だが、彼は正当な判決によって無罪を勝ち取ることが出来るのだろうか?