タイで医療用大麻の使用を認める法案が可決され東南アジア初の容認国に

以前、タイの国会において医療用大麻の使用を認める法案が提出されたことを報じたが、昨日、無事法案が可決された。これによりタイは東南アジア初の容認国となる。

ロイター通信によると、タイの国会は1970年代の麻薬法を修正し、医療用マリファナの使用を認める法案を作成したとのこと。

タイの国会テレビ中継にて委員長のSomchai Sawangkarnは
「これは国家立法議会(NLA)からタイ国民への新年のプレゼントだ」と述べている。

ついに、タイはアジア初の医療用大麻容認国となったわけだが、これに関してタイの医療を懸念する声があるのも確かだ。

ランシット統合医学研究所の所長Panthep Puapongpanはタイで医療用大麻が合法化されたことにより、特許企業や外部の投資家が国内のマリファナ市場に参入してくることで混乱を引き起こし、国内の患者や研究者が医療用大麻を手にすることが出来なくなる危険性があると警鐘を鳴らしている。
「我々は法律が施行される前に政府が(特許企業や投資家の)申請をすべて取り消すことを要求するつもり」であることをPanthepはロイターに語っており、合法化のリスクはまだ多いとみられる。

基本的に東南アジアは麻薬に関する法案が非常に厳しく、シンガポールなどは密売を行うと死刑を言い渡される可能性があるほどだ。その中で今回の合法化に踏み切ったタイは、良い結果をもたらすにしろ、悪い結果をもたらすにしろなかなかの決断だといえるだろう。

これを皮切りにアジア各国でも大麻合法化の波は広がっていくのだろうか。

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