【インタビュー】Joy Orbison 『still slipping vol.1』 | 僕ヴァージョンのソウル・レコードを作った

Joy Orbisonの名前を初めて知ったのは彼のデビューシングル"Hyph Mngo"でだった。ロンドン出身のDJ・プロデューサーの楽曲には、自身のルーツであるUKのダンスミュージックの息遣いを感じさせつつも、カラフルでエネルギッシュな印象を受けた記憶がある。デビュー曲以来、彼は新しいジャンルを...

【インタビュー】CarService Ride DEFENDER

ハードなオフロードを走ってみての感想やDEFENDERの印象、さらには彼らなりの車に対するこだわりや考え、CarServiceの活動についてなど、車に纏わる様々な話を訊いてみた。彼らのファッション的な車への愛が伝わるインタビューとなっているので、車に興味がない方も是非チェックしてみて欲しい。

【対談】MÖSHI × kiki vivi lily 『Waiting』|ストーリーを伝えるために

NYの名門美術大学パーソンズ大学院在学中のミュージシャン、ファッションデザイナーのMÖSHIが、kiki vivi lilyを迎えたニューシングル『Waiting』をリリースしミュージックビデオを公開している。 これまでのMÖSHIのダークでインダストリアルなテイストとは打って変わって、爽や...

月間ベストアルバム:2021年6月編

6月編となる今回はBERWYN、Daichi Yamamoto、easy life、H.E.R.、KM、Tyler, The Creatorのアルバムをピックアップ。なお、掲載順序はアーティスト名のA〜Z順に従っている。

【インタビュー】SALU|ふて腐れた性根を変えるため、自分と向き合ってラップする

SALUは、トラウマとなっていた自らの過去を2019年リリースのアルバム『GIFTED』で解放した。翌20年に単独公演『SALU THE LIVE 2019→2020 “GIFTED”』を東阪で実施。さらに、その後4月からクラブツアー「ZERO TOUR」を開催する予定だったが、新型コロナの影響で...

【インタビュー】Mom『終わりのカリカチュア』|アンビバレントなものを記録すること

ヒップホップやロックなどジャンルの垣根を越え、独自のポップミュージックを追求するMomが待望の4thアルバム『終わりのカリカチュア』をリリースした。前作から今作『終わりのカリカチュア』に至るまで、Momの内面にどのような変化があったのか?それを解き明かすべく話を訊いた。飄々とした語り口ながらも、そこには現状を見据える鋭利な視線と、表現者としての意志が確かに現れていた。

【インタビュー】Crystal Lake 『CURSE』| アメリカのヒップホップの真逆のことをやる

日本を代表するラウドミュージックバンドとして、世界中で評価されているバンド・Crystal Lake。初期の楽曲を新しいアレンジでレコーディングし直した前作『The Voyages』から約11ヶ月ぶりとなるシングル『CURSE』がリリースされた。

【インタビュー】DYGL 『A Daze In A Haze』|とにかく良い音楽であればいい、シンプルで

このたびDYGLは、内省と音楽的冒険の季節をへて、これまでにないほどオープンで快活、ユーフォリックとさえいえるサウンドを手にした新作『A Daze In The Haze』を発表する。何はともあれまずは、制作の終盤にかけこみで完成させたという“Half of Me”を聴いてほしい。今いる環境に留まりたい気持ちをなんとか断ち切って、「次のところ」へと向かわんとするまさにその瞬間をレジュメした本ナンバーは、コロナ禍でなかなか聴くことの叶わなかったアップリフリティングな「ポップス」である。ノスタルジアに対する否定ではない、むしろ未練を残したような「half of me is still aching inside my head」というサビのラインに、時代精神のすべてが込められている。

【イベントレポート】『City Connection powered by Manhattan Portage』|都市生活の息苦しさを音楽で開放させたデイイベント

Manhattan Portageが主催するイベント『City Connection』が7月18日に恵比寿・LIQUIDROOMで開催された。会場では新型コロナウイルス感染症の厳重な拡大防止対策が取られ、フロアはソーシャルディスタンスが保たれるように床をテープで仕切り、観客も基本的にはマスクは着用し、声出しも禁止となった。なにかと制限の多い昨今ではあるが、良質な音楽を大音量で聴くのはやはり楽しい。

KOHHの謎のポスターが全国各地に出現 | 気になる内容は...

『WORST TOUR』を開催し、最新作『YELLOW TAPE 5』をリリース間近とみられるKOHH。先週末から全国各地で謎のポスターが貼られていることがわかった。

【インタビュー】Elle Teresa|等身大の自分がクラシック

Elle Teresaの存在を知ったのは4年ほど前。バンドMs.Machineを始動し始めた頃「Elle Teresaってラッパーがいるんだけど超いいよ。SAI好きだと思う。」と教えてもらい、Youtubeで「ニートTOKYO」を見てみると、フリースタイルについて独自の持論を語る彼女がいた。いまだにマッチョな男社会でもあるヒップホップの世界で作り上げられた流儀について「興味ない」と一蹴する彼女に一瞬でハマってしまった。以後、自分のライブ前に彼女の曲を1人で聴いたり、たまに頼まれるDJで彼女の曲を流したりしたのを覚えている。

【スナップ】What are you listening to? Vol.9 in『No Woman No Cry POP UP』

今回は、沖縄にあるカルチャーショップBig Knotで行われた、沖縄出身のアーティストであるCHOUJIとネーネーズのコラボ曲"No Woman No Cry"を記念したPOP UPでスナップ!

【レビュー】Tyler, The Creator 『Call Me If You Get Lost』|成功者としての顔と隠せない本心

ミックステープの王DJ Drama なんだ、このやかましい声は……。1曲目のイントロもしくは1曲目限定で、景気づけのためかと思いきや、Tyler, The Creatorによる最新作『Call Me If You Get Lost』を一聴し終えてみれば、結局1曲(とインタールード)以外の全収...

FNMNL編集部がチョイスする6月のベスト30曲

毎週更新されるFNMNLのSpootifyオフィシャルプレイリストの中から、月間のベストトラックを選出したプレイリストの6月編が本日公開。

【インタビュー】Daichi Yamamoto 『WHITECUBE』| 好き嫌いじゃない曲が揃った

2019年のソロデビュー作『Andless』で大きな飛躍を遂げたDaichi Yamamotoが、EP『Elephant In My Room』を挟んで2年ぶりのニューアルバム『WHITECUBE』を6月にリリースした。 多様なトラックに対してバラエティに富んだフロウで驚かせてくれた前作の流...
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