どのストリーミングサービスがアーティストへの還元率が高い?

日本でもようやくストリーミングサービスの台頭がささやかれるようになった、2017年。先んじてストリーミングが音楽を聴くメインの手段となっている、アメリカにあるストリーミングサービスの中で、どのストリーミングサービスが最もアーティストへの還元率が高いかの調査結果をDigital Music Newsが発表した。

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結果によればアーティストへの還元率が最も高いのはNapstarで1再生ごとに0.0167ドル(約2円)程度がアーティストに還元される。Napstarには有料会員しか存在しないため高い還元率をキープできていると推測される。しかしNapstarは会員数でいうと500万人しかおらず、再生回数の伸びは期待できないというのが現状だ。Napstarでアメリカの最低月給の1472ドル(約16万円)をかせぐためには、9万回の再生回数が必要になる

2位は度重なる経営危機がささやかれているJAY-ZのTidalで、1再生毎に1.3円を得ることができる。しかしTidalの会員数はNapstarよりも少ない400万人のため、よほどの大物でなければ、再生数を稼ぐことは難しい状況だ。さらにTidalはNapstarと違い全体のユーザー数の28%しか有料会員がいないため、経営改善のためには有料会員の獲得が急務となる。

それに続くのが日本でも展開されているApple Musicで、1再生あたり0.7円がアーティストに還元される。Apple Musicは事業開始から2年間で現在2700万人の会員(有料のみ)が登録しており、ユーザー数の伸びはとても早い。アーティストが最低月給を稼ぐためには20万回の再生回数が必要となる。

同じく日本でも展開されているSpotifyはというと、1再生ごとに0.48円とApple Musicよりも低いが、2年前の調査では0.1円だったので還元額はアップしている。Spotifyはユーザー数が1億4000万人を超えており、有料会員数も5000万人を突破しており、再生回数の伸びは期待できる。

では最も還元率が低いプラットフォームはどこかというと、Youtubeで1再生回数ごとに、0.06円だ。しかしYoutubeはユーザー数では他のプラットフォームを圧倒し、10億人のユーザーがいる。Youtubeで最も再生された楽曲であるWiz Khalifaの"See You Again"は28億回再生されているため、単純計算すると1億6800万以上の売り上げとなっている。

ただこの数値はレーベルと契約していないアーティストのものであり、レーベルと契約しているWizがこの金額をもらっていることはないので用心してほしい。

もしあなたがアーティストだとしたら、もしくはA&Rだとしたらどのようなプラットフォームを有効に使っていく?

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