Gosha Rubchinskiyが写真集とショートフィルムを公開

ロシアのメンズウェアデザイナーGosha Rubchinskiy(ゴーシャ・ラブチンスキー)が、写真集と映像作品『The Day of My Death』を2017年の春夏コレクションと共に、先月フィレンツェにて開催されたメンズブランドの展示会Pitti Uomo(ピッティウォモ)にて発表した。

今回発表されたこの写真集は、即完売した『Crimea / Kids』や『Youth Hotel』に続き、IDEAより出版される予定だ。

また、この作品はフィレンツェにある廃業となったタバコ工場が背景となっているが、これは1930年代のムッソリーニ政権時代に建てられたもので、これには彼のバックボーンでもある旧ソビエトの建築と重なるところがあるようだ。

コレクションがFIlaやKappaといったイタリアのスポーツウェアをパートナーに制作されたものであったのに対し、この写真集とショートフィルムは共にそれとは異なる美学に基づいた、旧ソ連と相似するファシズム時代のイタリアに美的価値を見出したものとなっている。ショートフィルムの監督はReneta Litvinovaで、エンディングはイタリアの映画監督で詩人のパゾリーニ(Pier Paolo Pasolini)の不可解な死にインスパイアされたもので、また本作は彼に捧げられている。

俳優の二人はイタリア彫像に体型が似ているという理由で過去にもRubchinskiyのモデルとして起用されていたスケートボーダー兄弟のTitouanとLouisonで、Rubchinskiy自身とスタイリストのLotta Volkovaもカメオ出演をしている。

Rubchinskiyはショーのあと、ヨーロッパの結びつきの重要さを話し、本プロジェクトのテーマは「今日におけるヨーロッパのあり方」であると述べた。「いまこそ皆が協力し、お互いにつながっていくべき時だ。いま我々にはインターネットがあり、皆が世界中で何が起こっているかを知っており、孤立を選ぶことは愚かなことだからだ。対話し、共に生きて行くための言葉と方法を見つけていこう。これが一番のメッセージだ。」彼の考えは明快である。

 

Gosha Rubchinskiy(楽天)

related

ジャン=リュック・ゴダール監督の追悼上映がBunkamuraル・シネマで開催 | 『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』を上映

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督で今月91歳で亡くなったジャン=リュック・ゴダールの追悼上映がBunkamuraル・シネマで開催される。

『国道20号線 デジタルリマスター版』や空族が影響を受けたロードサイド映画3作も特別上映する『ロードサイド・フィルム・フィスティバル』が開催

空族の富田克也監督による映画『国道20号線 デジタルリマスター版』や、空族が影響を受けたロードサイド映画3作品を特別上映する『ロードサイド・フィルム・フィスティバル<選べ、失え、行け!2022>』が10/15(土)から新宿K’s cinemaで開催される。

NYのストリートカルチャーの誕生を追ったドキュメンタリー映画『All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合』が公開

90年代のNYのストリートカルチャーの誕生を追ったドキュメンタリー映画『All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合』が、10/21(金)にヒューマントラストシネマ渋谷などで公開される。

most popular

NYのSupremeファンを恐怖に陥れるThe Apeとは?!

NYではSupremeはご用心

NYのスケーターの間でSupreme離れが進んでるとの報道。ルイ・ヴィトンとのコラボが影響か

Supremeとルイ・ヴィトンとのコラボの影響はポジティブな面でも、ネガティブなでも、その影響は大きそうだ。ポジティブな面で言うとこのストリートファッションシーンの巨人が、前人未到の地位にいることを再確認させてくれた。コラボ直後にはルイ・ヴィトンを手がける世界最大のファッション企業体LVMHグループがSupremeを買収するという噂話も、まことしやかに流された。

Thrasherの編集長がスケーターアイテムを着るセレブを批判

Thrasherは1981年に創刊されたスケート雑誌の象徴といえる存在だ。現在ファッション業界でThrasherのロゴが入ったTシャツやパーカーなどのアイテムが、トレンドになっている。