cherry chill willが日本のヒップホップシーンにフォーカスした個展を開催

CULTURE  2017.05.15  FNMNL編集部

ヒップホップシーンなどでフォトグラファーとして活躍しているcherry chill willが、日本のヒップホップシーンにフォーカスした個展『Beats & Rhymes + PIXXX  -THE JAPANESE HIP HOP PHOTO EXHIBITION- 』を6/6からShibuya NOS ORGで開催する。

ラッパーとして活動しつつ、シスコレコードに勤務し、ヒップホップカルチャーに携わってきたcherry chill willはその後フォトグラファーとしてのキャリアをスタートさせ、多くのラッパーやアーティストを撮影してきた。

今回の個展はcherry chill willが、多くの情熱を注いできた日本語ラップシーンにフォーカスしたもので、60~80点の作品が展示される。

また6/6にはB.D. as Killa Turner、OMSB (SIMI LAB)、DJ WATARAI、DJ HAZIMEという親交の深いアーティストがDJプレイも行うオープニングパーティーも開催される。

Hello My Name Is…

初めてHIP HOP / BLACK MUSICに触れた1991年から25年以上経った今現在もこの音楽とカルチャーを追い続けている。
アメリカのHIP HOPに触れたほぼ同時期にここ日本で、日本語でラップするアーティスト達がいることを知り、
多感な10代の情熱はUSのHIP HOPを追いかける以上に日本語ラップに注がれ、
俗に言う「さんピン世代」のそのど真ん中をヘッズとして体感した事でその後の人生が大きく変化し、狂わされる事となった。
高校卒業後に上京し、ラッパーとしての大成を夢見ながら今はなき「シスコレコード」で昼はレコードを売り、夜はマイクを握る生活…そんな20代を過ごした。
ある時期からラッパーとしての才能に限界を感じてマイクを置き、シスコレコードの倒産をきっかけに、
カメラを持ちクラブに行った事で僕のフォトグラファーとしての人生が幕を開けたのだ。

誰よりも前、最前列で繰り広げられるライブに圧倒されながら、次々に起こる「瞬間の奇跡」に魅了されシャッターを押してきた。
HIP HOPの現場はステージ上もバックステージも、いつもドラマチックだ。
その空気感は刺激的でありながら、僕にとっては物凄く居心地が良い所でもある。
そんなHIP HOPの現場のリアルを時に生々しく、時にアートにして写真に残したい。
そんな想いを抱きながら今もHIP HOPの世界で、僕なりの表現を続けている。

これまでの喜びも苦悩も僕の人生の大半がこのHIP HOPミュージック&カルチャーと共にあった。
常に変化と進化、深化を続けるHIP HOPの世界とその住人達は僕の眼にはいつも情熱に溢れていて刺激的に映る。
そんなHIP HOPの世界の「瞬間の奇跡達」をどこまで捕える事ができたのか、僕が何を感じ、僕の写真には何が写っているのか、
その一部を今回の写真展「Beats&Rhymes + PIXXX」で観て欲しいと思っています。

Photographer cherry chill will.

Artist Recommend

記憶が曖昧な位目まぐるしく過ぎるライブの瞬間、一瞬を真空パックし2度と無いその時を未来に残してくれる男。
ガチの魂の塊の語り部。鼓動し息をするような生きたままの作品は阿吽の合致をしてる。
だからcherry chill willがカメラ向けてる時、いつも剥き出しの自分がエネルギーに満ちてる。
MACCHO (OZROSAURUS)

cherry君の写真は僕らのLIVEと同じ。
生ならではの熱気、匂い、温度、感情が写真に真空パックされていると思う。
レンズを覗く人がどこでシャッターをきるかは、どんなラッパーがどんな言葉を吐くかに似ている気がする。
写真を見てすぐファンになった。だからcherry chill will.は僕のリスペクトしているアーティストの一人です。
ANARCHY (CLOUD 9 CLiQUE/R-RATED RECORDS)

俺がcherryの写真が好きなのは 生を切り取る所。 その一瞬、今しかない瞬間をロックする。
現場の空気感、熱量、躍動、思い、匂いまで漂ってきそうな写真 。
それが出来るのはきっと彼が 心で被写体と向き合ってるからだと思う。
何故ならいつも彼の作品をみたら 一瞬その現場にいるような錯覚に囚われ俺の心が震えるから。
きっと今夜もcherryは自分の空気を消して 心を研ぎ澄まし 奇跡の瞬間をレンズ越しに狙ってるよ。
まるでスナイパーの様に。
RYUZO (R-RATED RECORDS)

写真を綺麗に撮ることって、多くの人が出来得ることかもしれない。
でも、儚い命を燃やし色々な「瞬間」「ドラマ」を生きるアーティストをリアルに切り取り、描くことができる人ってどれくらいいるんだろうか?
少なくとも、この男の切り取る俺達の「瞬間」っていうのは、この日本のHip Hop史において語り継がれるであろうリアルな「アート」だってことを、俺は知ってる。
そして、俺は感謝しとる。
唯一俺自身が観る事ができない、俺の「ドラマ」を斬り撮ってくれてることを。
AK-69 (Def Jam Recordings / Flying B)

「考えるな、感じろ」とブルースリーは言ったらしいが、まさに感じる!感じる!直感的に感じる!そして、考えさせる。
"不快"じゃなく"深い"思考の旅へと連れて行ってくれる、それがcherry chill will. の写真だと思う。
SATUSSY(韻踏合組合)

B-BOYのみが発しB-BOYのみが感じることの出来る特殊な『何か』を写真に収めることができるリアル・ヒップホップ・フォトグラファー。
ZEEBRA (GRAND MASTER)

cherryさんの写真はcherryさんが撮ったとわかる。
cherryさんにしか出せない色、人や街、cherryさんが切り取ったその一瞬には時間の流れやアティテュードを感じる。
Respect. he is an Artist,
IO (KANDY TOWN / BCDMG)

cherry chill will.の撮る写真には被写体になるアーティストと同じ熱量、もしくはそれ以上の何かを感じた。
背景にあるストーリーまでもパックする彼の写真が俺は大好きです。
Campanella

静かに。熱く。力強い。一瞬を捉え永遠に変える。 どこか温もりを感じ写真から伝わる人柄 。 人間力。 それがすべて。I'm chillin'
B.D.

俺は北海道函館出身で、JUN(cherry chill will.)は青森県八戸出身。海峡隔てて生まれ育った。俺は札幌に行ってラッパーになった。JUNは八戸でラッパーだった。
1998年頃、俺は函館に凱旋ライブに行った。その時、JUNは海峡越えて観に来ていた。一瞬、俺等の人生はすれ違った。会話もなく、それで終わりがよくある事だが、物語には続きがあった。
それからJUNは東京に行ってシスコのヒップホップ店に入った。そこで俺等の音楽も扱っていた。シスコがなくなり、JUNはカメラマンになった。
そして、遂に俺等は知り合った。俺等はお互い気付かぬ内に、20年近くかけて同じ未来に導かれて来た。
未来は俺等の…ってやつだ。
tha BOSS (THA BLUE HERB)

Info

cherry chill will

Beats & Rhymes + PIXXX -THE JAPANESE HIP HOP PHOTO EXHIBITION-
Photography cherry chill will.

開催期間 2017 6/6~7/6

Shibuya NOS ORG
〒150-0042
渋谷区宇田川町4-3ホテルユニゾB1F
TEL:03-5459-1717
FAX:03-5459-1722
WEB: http://org.nos-tokyo.com/

営業時間
月曜日〜木曜日 18時〜2時
金曜日〜土曜日 18時〜5時
日曜日、祝際日 17時〜23時

6/6 Opening Party 18:00~26:00

DJ : B.D. as Killa Turner, OMSB (SIMI LAB) ,
DJ WATARAI, DJ HAZIME,

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