【インタビュー】Dos Monos『Dos Siki』|新しい快楽を生み出すための音楽と批評

荘子it(ラッパー/ビートメイカー)、TaiTan(ラッパー)、没(ラッパー)から成るヒップホップ・グループ、Dos Monosの4曲で構成されたセカンド・アルバム『Dos Siki』は、音と言葉の濃密さにおいて、近年の日本のヒップホップのなかで際立っている。濃密さとはつまり語彙力の豊富さ、交錯する文脈の複雑性、サンプリング・ソースの多彩さ(ナイジェリアのロックをはじめとする様々なアフリカ音楽、ヒップホップ、フランク・ザッパ、ラテン音楽=サルサ等々)とその重層性(または音数の多さ)である。4曲でアルバムと言い切るのも納得の作品だ。

【R&B Monthly Vol.4】Jhené Aiko、『The Lion King : The Gift』、Victoria Monét、Brandy、Kaash Paige

ポップミュージックとしてより幅が広くなっているラップシーンと同じく、いやそれよりもさらに多様化しているのが現在のR&Bだ。モダンなトラップから、センチメンタルなインディーロックとの近接、そしてダンスホールやアフロビーツからオーセンティックな90'sスタイル、ディスコまで、今のR&Bと言ってもそのサウンドはそれぞれのアーティストの環境やルーツなどによって全く違う音像が現れている。

2020年上半期の重大トピックVol.3|by YYK & zcay

2020年の上半期は新型コロナウイルス感染症によって全世界的に、あらゆる領域の活動がストップ、もしくは著しく制限された半年だった。音楽やファッション、アートなどのカルチャーの領域でも、もちろん大きな影響は出続けており、まだライブやイベントを中心に正常化には至っていない状況だ。

このシーンのあのアイテム Vol.2|LEXが”Romeo & Juliet”のミュージックビデオで着ている服

第2回目となる今回は注目度急上昇中のラッパーLEXにフィーチャー。

Spotify × FNMNLオフィシャルプレイリスト Vol.166|Cordae & Roddy Ricch、Octavian、LEXなど全70曲を更新

世界最大の音楽ストリーミングサービスSpotifyで展開中のFNMNLによるオフィシャルプレイリスト。リニューアル後の今回より、毎週リリースされる新譜から、編集部がラップなどを中心にピックアップした35曲を追加し、毎週木曜に更新。

【コラム】SKATELOG by hakase Vol.9|シグネチャーモデル

今回のコラムではプロとはなんぞや?について書いていこうと思います。

【インタビュー】Daichi Yamamotoが選ぶこれまで体験した20のベストライブ

昨年リリースした1stアルバム『Andless』でみせた多彩な音楽性と、歌とラップを自在に行き来するスキル、そして想像力をかき立てるようなリリックが注目を集めたDaichi Yamamoto。1

【ライブレポート】Awich 『Partition Live』@LIVEWIRE|メジャーでのステップアップを確信させる強力なステージ

スペースシャワーが手がけるオンラインライブハウス『LIVEWIRE』。コロナ渦における新たなライブの形を追求し、これまでも豪華なアーティストが出演してきた同プロジェクトに、メジャーデビューEP『Partition』を先日リリースしたばかりのAwichが登場した。

【インタビュー】Ralph | No Flexなラッパーの孤高

Ralphは日本では数少ないUKグライムやドリルスタイルも、そのスキルフルなフロウで余裕で乗りこなすラッパーだ。

Spotify × FNMNLオフィシャルプレイリスト Vol.165|BIM & KEIJU、Pharrell Williams、Travis Scottなど全35曲を更新

世界最大の音楽ストリーミングサービスSpotifyで展開中のFNMNLによるオフィシャルプレイリスト。毎週リリースされる新譜から、編集部がラップなどを中心に35曲をピックアップし水曜に更新。

識者が振り返る2020年上半期の重大トピックVol.2|渡辺志保

識者が振2020年の上半期は新型コロナウイルス感染症によって全世界的に、あらゆる領域の活動がストップ、もしくは著しく制限された半年だった。音楽やファッション、アートなどのカルチャーの領域でも、もちろん大きな影響は出続けており、まだライブやイベントを中心に正常化には至っていない状況だ。 そして...

識者が振り返る2020年上半期の重大トピックVol.1 | 高岡謙太郎

2020年の上半期は新型コロナウイルス感染症によって全世界的に、あらゆる領域の活動がストップ、もしくは著しく制限された半年だった。音楽やファッション、アートなどのカルチャーの領域でも、もちろん大きな影響は出続けており、まだライブやイベントを中心に正常化には至っていない状況だ。 そしてさらには...

【コラム】Dominic Fike|SoundCloudシーンからポップスターへ

ラップとインディーロックがクロスオーバーしたスタイルは、今や珍しいものではなくなった。例えばBROCK HAMPTONのようなグループがヒットメーカーとなり、他にもインディーなフィールドではRoy BlairやBrevin Kimが注目を集める。UKに目を移せば、Rex Orange CountyやKing Kruleのような存在が各々の解釈でラップとインディーロックのエッセンスを取り入れ、独自のスタイルを確立している。そんな中、次なるスターとして支持を集めているのが、先月末にアルバム『What Could Possibly Go Wrong』をリリースしたDominic Fikeだ。

【日本と韓国 : 隣国で暮らしてみて Vol.4 】Howlin' Bear

2000年代後半からのK-Popブームや韓国映画などをきっかけに、文化的な距離は大きく縮まった日本と韓国。K-Popも、もはやブームではなく1つのカルチャーとして完全に根付き、若年層は国内よりも気軽に韓国を旅行することも多くなり、それはまた逆もしかりで、コロナショックの前までは両国の文化的な交流は、とても盛んだった。

Spotify × FNMNLオフィシャルプレイリスト Vol.164|Internet Money、Drake、Mac Millerなど全35曲を更新

世界最大の音楽ストリーミングサービスSpotifyで展開中のFNMNLによるオフィシャルプレイリスト。毎週リリースされる新譜から、編集部がラップなどを中心に35曲をピックアップし水曜に更新。
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