21 Savageが自身のことをアメリカ出身ではないとからかってきたラッパーとInstagram上で口論
今年2月、21 Savageがイギリス国籍であるにもかかわらずアメリカに不法滞在していたとして逮捕され、大きな騒動となったのは記憶に新しい。Jay-Zをはじめとする多くのアーティストの助けもあってか、現在は無事釈放された彼だが、当時インターネット上には彼に関するミームや不謹慎なジョークが溢れかえっていた。そのような状況も、事件から数ヶ月経った今となっては落ち着いたとみられていたが今回、21 SavageがInstagram上で自身をからかってきたラッパーと口論を繰り広げた。
昨日、21 SavageはInstagramに自身が表紙を飾るPaper Magazineの最新号の写真を投稿。キャプションには「俺は東から来た。俺たちはダイアモンドのグリルズなんて付けない。ゴールドのグリルズしか付けない」と綴られており、自身の出身地イーストアトランタをレペゼンしている。
そんな中、@pariss_darapperというユーザーが投稿に対し、「あなたは騎士と剣があるイギリス出身よ」と21 Savageをからかう返信をしたところ、彼が反応。
「お前はトラックドライバー、そしてラッパーだ」とあおり返している。@pariss_darapperのページを見てみると、女性のユーザーのようでプロフィール欄には確かにトラックドライバー、ラッパーと書かれており、21 Savageはこれを元にしたと思われる。
軽い出来心だったとしても、彼の事を笑うのはナンセンスであり、それは事件から数ヶ月経った今も変わらない。実際、Demi Lovatoが当時、21 Savageに関するジョークを「面白い」と発言し、多くのアーティストから批判を浴びたことは記憶に新しい。
また、最新号のPaper Magazineのインタビューで21 Savageは自身が拘禁されていたときのエピソードを語っている。「ほぼ2週間の間、俺は子供達に会えなかった」と語った彼は続けて「拘置所には数ヶ月間、数年もの間座り続けて、家族に会えない人達がいる。そして、彼らの内の何人かは彼らが本当に住んでいなかった場所に一晩中送り出され、二度と家族に会うことはないんだ」と拘置所の現状について語り、家族という存在の重要性を説いた。
彼のインタビューはこちらから読むことが出来る。