アメリカでヒップホップとR&Bの売り上げが史上初めてロックを超える

データ調査会社のニールセンが2017年上半期のアメリカの音楽売り上げデータを発表した。

ニールセンがこのデータを発表し始めた20年以上前から、初めてヒップホップとR&B全体の売り上げがロックの売り上げを超え、最も売れたジャンルとなった。

ヒップホップとR&Bは売り上げ全体の25%を占め、ロックの23%を上回った。旧来のアルバムセールスという形だとロックは40%の売り上げに対し、ヒップホップとR&Bは17%と差がついているがストリーミングだとそれが逆転。ヒップホップとR&Bが全体の30%を占め、ロックの16%の2倍近くの差となっている。ストリーミングがヒップホップの売り上げの多くを支えているということも鮮明になった。

今後ストリーミング市場が大きく成長していくに従い、この差は開いていくのだろうか、そうではなく揺り戻しがくるのか。今後の動向を見守りたい。

related

インディラップの名盤500枚を紹介する書籍『インディラップ・アーカイヴ もうひとつのヒップホップ史:1991-2020』が刊行

DU BOOKSから1991年から2020年までインディレーベルからリリースされたヒップホップ作品500枚を紹介する書籍『インディラップ・アーカイヴ もうひとつのヒップホップ史:1991-2020』が刊行される。

音楽ストリーミングサービスでは上位1%のアーティストの楽曲の再生数が全体の90%を占めているという統計が発表

しばしば音楽ストリーミングサイトは、人気アーティストにとっては大きなメリットがあるが、それ以外のアーティストにとってはビジネス的な利点がないことが指摘されてきたが、それを証明するような新たな統計が発表された。

会社のクレジットカードを不正利用しSNSのフォロワーなどを買い成功したラッパーに見せかけていた男が逮捕される

ラッパーとして活動する人の多くは、いつか大きな成功を収め豪華な暮らしを送ることを夢見ているはずだ。しかし、中には会社の金を横領しラッパーとしての架空のキャリアをでっち上げる猛者も存在するようだ。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。