Chance The RapperがR. Kellyと共に曲を作ったことを「間違いだった」と発言

昨年、自身のドキュメンタリーを制作するジャーナリストに暴行を加えたことが告発されていたR. Kelly。女性への性的暴行を行なった疑惑が複数回浮上する彼について、Chance The Rapperが「一緒に曲を作ったことを後悔している」と批判している。

Chance The Rapperは『Surviving R. Kelly』と題されたR. Kellyによる性的暴行の被害者を追ったドキュメンタリーシリーズの最新話に登場。2015年の楽曲“Somewhere In Paradise”にてコラボを行なったことについて、彼は「R. Kellyと曲を作ったのは間違いだったよ。告発してる人たちを尊重しなかったんだ」と後悔の念を露わにした。「俺たちは黒人男性が受けている抑圧に対して過敏になるようプログラムされていて、それは全てのメディアに行き渡っている。黒人が警察に殴られているのを見たとき、それは全て男性だ。多くの人が奴隷になっていたのに、男が鎖に繋がれている様子が想像される。でも黒人の女性は世界的に見てもより抑圧されて、暴力を受けていたんだ。多分、俺も告発を行なっている人が黒人の女性だったから彼らを尊重しなかったんだと思う」と語る彼は、自身が黒人女性が受けている差別や抑圧を軽視する価値観を内面化していたことに気づき反省しているようだ。

『Surviving R Kelly』にはJay-Z、Lil Kim、Mary J. Blige、Erykah Baduなどの出演も予定されていたが、全員がオファーを辞退してしまったことが伝えられている。そんな中、地元シカゴの大物に対して臆さず批判を行い自身の価値観についても反省を行うChance The Rapperの態度は賞賛に値するだろう。

次第に明らかになってゆくR. Kellyによる性的暴行の実態だが、本人によるリアクションは今後あるのだろうか?

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