R. Kellyのドキュメンタリーを作っていたジャーナリストが制作の途中で暴行を受けたと告発
昨年には自宅に女性を複数人軟禁し「セックスカルト」を作っているという疑惑が持ち上がったR. Kellyだが、今回その件を追っていた女性ジャーナリストが暴行を加えられたことを告発している。
ジャーナリストのLyric Cabralは、今月の始めにR. Kellyのアフターパーティに参加した際、彼から暴行を加えられたことを証言している。CabralはBuzzfeedと契約してR. Kellyのセックスカルトの疑惑をテーマにしたドキュメンタリーを製作しており、R. Kellyのツアーに帯同していたのだという。
Buzzfeedに掲載されたCabralの証言によると、彼女は映像を撮影していた際にセキュリティと思われる複数の男性から無理矢理会場の外へ追い出されたという。「私は携帯電話を持って頭の上に掲げていました。首の周りに腕がある気配を感じ、気がつくと私は持ち上げられていました。次の瞬間私は会場の外を見ていました」という言葉からは、彼女がかなり問題のある手荒な方法でつまみ出されたことが分かる。
Cabralは「警察は、”我々はあなたたちが映像を撮影しているという報告を受けた”と言っていました。その警察官は、私たちが悪意を持って撮影していると言ったんです。私の態度はごく普通のものでした。会場のみんなが携帯電話で動画を撮影していたんです。それ以前に警告も受けていません。突然暴行されたんです」と話し、セキュリティが自分たちのみをターゲットに前述の行動に出たのではないか、と推測している。
彼女の携帯電話は「ヘッドセットを付けた黒づくめの男」から返却されたが、そのコンサートの間の映像は全て削除されていたとのことだ。何かと怪しい話題の多いR. Kellyだが、今回の件でまた一つ疑惑が持ち上がってしまったことは間違いない。