Travis Scottが、新作『Astroworld』のアートワークにトランスジェンダーのモデルが参加したバージョンが使用されなかったことについてコメント

先週金曜日にリリースされたTravis Scottの最新作『Astroworld』は、その内容だけでなく奇抜なアートワークでも話題を呼んでいる。

写真家のDavid LaChapelleがデザインしたジャケットは当初、昼間の遊園地に子どもや家族連れが入っていく様子を描いたものと、夜の遊園地の前で、裸の女性たちがダンスをしているサイケデリックなバージョンの二つが発表されていた。

ASTROWORLD 8/3/18 @david_lachapelle

flameさん(@travisscott)がシェアした投稿 -

Astroworld 8/3 @david_lachapelle

flameさん(@travisscott)がシェアした投稿 -

しかし、結果的に『Astroworld』のジャケットとして使用されたのは昼のバージョンのみであった。写真の使用されなかったバージョンに参加したトランスジェンダーの女性モデルAmanda Leporeは、「Travis Scottのアルバムに使われるDavid LaChapelleの素晴らしい写真の一部になれてよかった。でも、Travis Scottが投稿した写真にどうして私が写っていないのか不思議」と、夜のバージョンが使用されなかったことに疑問を呈した。

この件についていくつかのLGBTQコミュニティから批判の声が上がったため、今回Travis Scottは公式にコメントを発表している。
Travisは、「David LaChapelleやAmanda Lepore、他にもこのジャケットに参加してくれたみんな、ありがとう。『Astroworld』はヘイトではなく愛と表現についてのアルバムだ。これは重要なことなんだけど、俺は子どもの頃からどんな人でも認めるように育てられた。人を避けるんじゃなくて家へ連れて帰るんだ。LGBTQコミュニティにはリスペクト以外のどんな感情も持っていない。俺は自分の声を使って、この地球上の誰もが平等で素晴らしい存在だということを証明してやりたいんだ」と、彼自身に差別やトランスジェンダーの人間を排除する意思はないことを強調している。

「Amanda、みんながあなたの写っている写真を見る日が今から待ちきれない。誤解を与えてごめん、みんな愛してる。『Astroworld』にようこそ」とAmandaに向けたメッセージでコメントを締めくくったTravisによると、アルバムのカバーに使用されなかったバージョンも含めた『Astroworld』に関連する写真は、後日一つのブックレットとして出版される予定だという。

『Astroworld』プロジェクトの一部として制作中だというブックレットが発売されるのはいつになるのだろうか?

RELATED

今週のアルバムチャートの1位がTravis Scottの『Astroworld』ではなく6ix9ineの『DUMMY BOY』だったことが明らかに

先日、ニューアルバム『DUMMY BOY』を無事リリースした6ix9ine。現在、勾留中の彼にとってはいわゆる曰く付きのアルバムとなったわけだが、最新のビルボードアルバムチャートでは初登場1位を獲得すると見られていた。

Travis Scottの“Sicko Mode”が全米シングルチャートで1位に | Travisにとって初の快挙

今週月曜日、Travis Scottの“Sicko Mode”が全米シングルチャートで1位を獲得した。シングルで1位を記録したのはTravis Scottのキャリアで初めての快挙となる。

ジョナ・ヒルがTravis Scottの『Astroworld』を「今年最高のアルバム」と絶賛し、Kanye Westについても語る

90年代のヒップホップカルチャーを題材にとった自伝的映画『Mid 90s』が現在アメリカで公開中の俳優ジョナ・ヒルがGQの“Men of The Year”インタビューに登場。完成した映画やヒップホップなど様々なトピックについて語っている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。