Diddyが問題となったH&Mの広告に登場した少年モデルに100万ドルでモデル契約をオファーとの報道

黒人の少年モデルが"Coolest Monkey In The Jungle"とプリントされたパーカーを着ている広告写真が問題となり批判を浴びているH&M。

トップアーティストたちもH&Mに対して厳しい批判を加えているが、Diddyは批判だけでなく別の施策も考えているようだ。

Metroが伝えているところによれば、Diddyはこの広告写真のモデルとなった少年と、自身のブランドSean Johnの専属モデル契約を結びたいと考えているようで、その契約金は100万ドル(約1億1000万円以上)を予定しているという。しかしMetro側がDiddyサイドにコメントを求めたところ、Diddy側は拒否したとのことで、まだ事の真偽は定かではない部分があるようだ。

別記事でも紹介しているが、この少年モデルの写真を、様々なアーティストがアレンジして反差別のアートワークを制作しており、一転レイシズムへの抗議のシンボルとなりつつある。

RELATED

TOGA ARCHIVES × H&Mコラボが9月に発売

TOGA ARCHIVES × H&Mのコラボレーションアイテムが、9月2日(木)から限定店舗および全世界のH&M公式オンラインストアで発売となる。

【コラム】 Asian Hate Crimeを知る | アメリカで何が起きているか?

東アジア系と思しき老人が歩いていたら、フードを被った男性が後ろから近づいてきて、いきなり殴り倒した。1月、カリフォルニア州サンフランシスコとオークランドの路上で別々に起きた、よく似た事件を捉えた防犯カメラの映像が、SNSを席巻した、これを見て、体内の血が冷えるような思いをしてから2カ月。ジョージア州でアジア系が経営するマッサージ店など3店舗を立て続けに狙った乱射事件がおき、アジア系の女性6人と白人の男女一人ずつ、8人の死者が出る惨事となった。

Diddyがグラミー賞を「ブラックミュージックをリスペクトしてこなかった」と批判

ヒップホップ、R&Bなどブラックミュージック全体に対する冷遇や、受賞者が白人アーティストで占められる状況が度々指摘されるグラミー賞。そんな中、昨日開催されたグラミー賞のプレパーティに出席したDiddyがスピーチにて賞への批判を行い話題を呼んでいる。

MOST POPULAR

NYのSupremeファンを恐怖に陥れるThe Apeとは?!

NYではSupremeはご用心

NYのスケーターの間でSupreme離れが進んでるとの報道。ルイ・ヴィトンとのコラボが影響か

Supremeとルイ・ヴィトンとのコラボの影響はポジティブな面でも、ネガティブなでも、その影響は大きそうだ。ポジティブな面で言うとこのストリートファッションシーンの巨人が、前人未到の地位にいることを再確認させてくれた。コラボ直後にはルイ・ヴィトンを手がける世界最大のファッション企業体LVMHグループがSupremeを買収するという噂話も、まことしやかに流された。

Thrasherの編集長がスケーターアイテムを着るセレブを批判

Thrasherは1981年に創刊されたスケート雑誌の象徴といえる存在だ。現在ファッション業界でThrasherのロゴが入ったTシャツやパーカーなどのアイテムが、トレンドになっている。