2017年はアメリカでヒップホップとR&Bの売り上げがロックを初めて超えた年に

データ調査会社のニールセンが、2017年のアメリカの音楽売り上げデータを発表上半期に引き続きヒップホップとR&Bの売り上げがロックを上回り、史上初めて年間を通してヒップホップとR&Bが最も売り上げが多かった。

ニールセンによればヒップホップとR&Bは全売り上げの24.5%を占めており、ロックの20.8%を上回り、史上初めて年間を通して最も売り上げが大きかったジャンルとなった。

Kendrick Lamarの『DAMN.』を始め、アルバム売り上げランキングトップ10のうち、7作をヒップホップ・R&Bジャンルのものが占める結果となった。

またアメリカの音楽業界全体の総売上も昨年から12.5%伸び、約6億3600万枚相当が、昨年一年間で売り上げられた。これは旧来的なアルバムセールスや、各楽曲の売り上げ、さらにはストリーミングでの再生回数なども合計したものとなっている。

RELATED

ミュージシャンは音楽業界全体の売り上げのうち12%を得ていることが判明 | 変わりつつある産業構造

先日、2018年上半期のアメリカにおける音楽の売り上げのうち、ヒップホップが2年連続で全体1位のシェアを獲得したことを取り上げたが、実際のところ、その売り上げはどのくらいの割合でアーティストに還元されているのだろうか?

ストリーミングで儲かるアメリカのメジャーレーベル|ユニバーサルとソニーは1時間毎に50万ドルの収益をあげていると判明

『Music Business Worldwide』がユニバーサルミュージック(UMG)とソニーミュージックの今年の上半期の決算結果を分析した。今年1月~6月の2社のストリーミングによる収入の合計は2600億円以上。計算すると1時間ごとにストリーミングだけで5500万円以上の収入を得ていることになる。

ヒップホップとR&Bの売り上げがアメリカでさらに拡大 | ロックを引き離し売上全体の31%のシェアを獲得

データ調査会社のニールセンが、2018年上半期のアメリカにおける音楽売り上げデータを発表した。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。