BET Awards会場でのMigosとの争いの真相をJoe Buddenが語る
Joe BuddenとDJ Akademiksがパーソナリティーを務めるComplexの人気番組『Everyday Struggle』がBET Awards会場でMigosにインタビューをした際にJoe BuddenとMigosが一触触発の状態となり話題になった。『Everyday Struggle』の最新話で、今回の事の真相をBuddenが語った。
まず共にパーソナリティーを務めるNadeskaが「あのインタビューは暴力に発展させたかったわけではない」と弁明。「私達が面白がって何度もMigosに同じ質問を聞き返していたとTwitterで言っている人が多いが、あのレッドカーペットは本当に騒がしくて何も聞こえなかった」とAkademiksがTakeoffに何度も同じことを言わせた理由を語る。DJ Akademiksは「動画で見ると明らかに声が聞こえるかもしれないけど、それはマイクが拾っているからだ」と釈明した。
しかしJoe BuddenはまだMigosに対して苛立っている様子。インタビュー中終始不機嫌であったことと、途中でマイクを放り投げてインタビューを中断した理由を語った。
そもそもBuddenはMigosのインタビューは初めからしたくなかったと発言。「インタビューする人を決めるために多数決を行った。リストがあってMigosの名前を見て、俺はNOといった。でもこの二人はYESと言ったからインタビューすることになった。確かに彼らは大スターだけど、一度も彼らの良いインタビューを見たことがない。良いインタビューができないと分かっていたから、俺は喋りたくなかった」とMigosがインタビューをまともに答えない評判を聞いていて、インタビューは最初から乗り気ではなかったのことである。
そして実際当日に対面して、インタビュー前にしっかりMigosの3人と握手をしようと思ったが、Quavoは握手を拒否したとBuddenは語る。その後実際にインタビューの収録を初めても、彼らが退屈でつまらない解答しかしないことで終始苛立っていたとのこと。「彼らの経歴はリスペクトするけど、この俺のショーでそんなつまらない態度をとられるわけにはいかない」と怒りを露わにしている。
それに対してDJ Akademiksは「あいつらは俺らに失礼だったわけではない。短い解答だったけども、ちゃんと質問に答えてはくれた。彼らはあのMigosなんだよ。いろいろノミネートされた優秀なアーティスト。良いインタビューはできないって分かっていてもなにかしら得るものがあればいいから、試してみようと思ったんだ」とMigosをインタビューする価値はあったかもしれないと反論した。そしてBuddenの態度について「マイクを放り投げるのは失礼だった。プロがすることではない」と注意。
マイクを放り投げたことについてBuddenは「インタビューを切り上げようとしたのは、時間が押していたから。この傲慢な奴らを席からどかせて、もっと他にするべきインタビューがあると思った。だからインタビューを終わらせようとした。線引きが必要だった」と攻撃的な言い方で説明。
「確かにマイクを放り投げたのは失礼だった。でもあの時点ではどうでもよかった。他にあの場をを収める方法なんてなかった。あいつらの身分はどうでもいいし、功績もどうでもいいし。正しいか正しくないかではなく、このインタビューが価値あるかどうかで考えた。傲慢な態度はクソくらえだし、そもそも最初から俺はあいつらと喋りたくなかった」と、失礼であると自覚しながらも理由あっての行動だったと弁明。
2人の言い争いに嫌気がさしたNadeskaが二人を制し、「キリがないからこれ以上は聞いてられない。Joeは自分が失礼だったことは認めてる。私達二人は何も聞こえなかったから質問を繰り返した。この話は大きくなりすぎだし、二度と起こってほしくない」と簡潔にまとめあげる。
最後にBuddenは「この席(番組)に呼ぶのは、言いたいことがあるやつか、きちんとインタビューに答えれるやつだけにしてくれ。ただ有名だからって誰かを呼ぶのはもう無しだ」と言い放った。
以前も同番組でゲストだったLil Yachtyに対して苛立ちを見せて騒ぎを起こしたBudden。それ以来周りから、落ち着けとしつこく言われていたようで、その苛立ちが溜まっているという理由もあるようだ。本人はもうLil YachtyとMigosの話は聞きたくないし、喋りたくない。と発言している。
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