Tidal、Appleに買収されるか

どうやらAppleが新たにマーケティングの手を伸ばしているようだ。ラッパーのJay Zが開設した会員制音楽配信サイトTidalを、Appleが買収する方向で話を進めていることが報告された。

文 : Ibuki Kasai

詳しいことはまだ明らかにされていないが、Tidal買収のAppleの狙いは、Tidalが持つKanye WestやMadonna、Beyonceなどの大物アーティストとのコネクションであると予想されている。しかし、その当のアーティスト本人たちはまだAppleとの話し合いの場は設けられていないようだ。

TidalはもともとスウェーデンのAspiroという会社に所有されていたが、2015年3月からJay Zに買収され独立している。2500万曲以上の音源と8万5000曲以上のミュージックビデオが視聴可能。現在8ヶ国語で利用ができるが、日本語はその中に含まれていない。

AppleがTidalを手に入れることによって、BeyonceなどのTidalが契約している大物アーティストの音楽配信をできることが保証されることになる。しかしこの話が実現されるかどうかはまだ不明である。

RELATED

2018年のアメリカにおけるライブ音楽ビジネスに関する調査が発表|アメリカ人の半数以上が何らかの音楽イベントに参加

昨日、データ分析会社のNielsenが2018年におけるアメリカのライブ音楽ビジネスの分析結果を公開した。

EUや日本で相次いで著作権法が改正 | DJやYouTubeチャンネルが影響を受ける可能性も

EUの議会にて今年の9月に可決、承認された「著作権新指令案」。現行の著作権法をさらに強化したこの法案は世界中で議論の対象となっているが、これについてYouTube音楽部門の責任者であるLyor CohenがBillboardのインタビューにて警鐘を鳴らしている。

Kris WuのアメリカのiTunesでのセールスが不正に操作された疑いでデータ会社が調査に乗り出す

EXOの元メンバーであり、現在はKris Wu名義で活動を行っている中国人シンガーのウー・イーファン。 以前リリースした“Deserve”ではTravis Scottをフィーチャリングに迎え、見事アメリカのiTunesで1位を獲得した。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。