YGが急逝したNipsey Hussleに「世界はお前が死ぬまでお前の才能を知らなかった」と追悼のメッセージを贈る
先日4月1日に、自身のショップの前で複数回の銃撃を受け死去したNipsey Hussle。彼と“FDT”などでコラボを行った盟友であるYGが、彼に追悼のメッセージを贈っている。
YGは今日自身のInstagramを更新し、Nipsey Hussleとの2ショット写真をアップロード。
そして「何と言って良いか分からないよ。俺たちは沢山のことを共に乗り越えて、LAでラップをやっていこうとしていた。いつもお喋りをしては笑っていたよな。お前は俺にとって本当に偉大な男だった」と彼との思い出をキャプションに綴り、追悼を行なっている。「これを投稿するには時間がかかった。こんなこと信じられないし、信じたくなかったからな。誰に何と言われようと、俺は受け入れられない。まだ死ぬ時じゃなかった」という言葉からは、友人を亡くしたYGの深い悲しみが伝わって来る。
YGとNipsey Hussleは『2 OF AMERIKKKAZ MOST WANTED』というコラボアルバムの制作に取り掛かっていたが、完成させることが出来なかったのだという。Nipsey HussleのラップについてYGは「あいつには独自のレコーディングプロセスがあったんだ。朝の10時に音楽を作り始めるんだよ。でも、俺たちは1日で曲を完成させた。ヤバかったよ。俺たちが作ったものは永遠だ。世界は、お前が死ぬまでお前の才能を知らなかったんだ。俺はとっくに知ってたけどな」と賛辞を贈っており、愛の込もった言葉でメッセージを締めくくっている。
ComplexによるとYGは4月12日に新作をリリースする予定だったが、Nipsey Hussleの死を受けてリリースを5月に遅らせると発表しているようだ。
I was dropping a Surprise album April 12th
But man. Now that we gotta deal with Big bro goin to heaven I will not drop the album this month. Pushing it to May, Sorry! LONG LIVE @NipseyHussle my brother from the other color!— STAY DANGEROUS (@YG) 2019年4月3日
親友を亡くしたYGの言葉は非常に胸が痛むものだが、同時に深い親愛を気持ちが伝わって来るものでもあった。天国のNipsey Hussleにも彼のメッセージは届いていることだろう。