GeniusからTikTokをきっかけとする音楽のバイラルヒットを特集した記事が公開

今の10代から20代前半の若者を中心に爆発的な人気を誇る動画共有アプリTikTok。そこでの流行をきっかけにヒットした楽曲を特集する記事がGeniusにて公開された。

TikTokきっかけのヒットとして挙げられる代表的な楽曲は男女二人組のラップグループiLOVEFRiDAYの“Mia Khalifa”である。

著名なポルノ女優Mia Khalifaを装ったTwitterアカウントがiLOVEFRiDAYのメンバーSmoke Hijabiをディスしたことがきっかけで生まれたこの楽曲を使用したビデオを、@nyannyancosplayというユーザーがTikTokに投稿した。

人気アニメ『ラブライブ!』のキャラクター「矢澤にこ」のコスプレで “Mia Khalifa”に合わせてダンスをするこの動画はTikTok上でかなりの再生回数を記録。この動画に続いて“Mia Khalifa”を使用したダンス動画が400万本以上投稿され、TikTok史上最大のミームとなった。

R&BシンガーAva Maxの “Not Your Barbie Girl”もTikTokをきっかけにバイラルヒットした楽曲の一つだ。同曲は当初注目を集めるものではなかったが、リリースから一年程度が経過したタイミングで突如TikTok上で大ヒット。その後、昨年リリースされた“Sweet But Psycho”という楽曲をSnapchatで使用できるようにしたところこちらも大ヒットし、TikTokでもメイク動画のBGMなどに使用されるようになり大流行している。

シカゴのラッパーCalBoyも動画投稿アプリで楽曲がヒットしたアーティストの一人。“Envy Me”を使用したダンス動画を@theread1.nayahというユーザーが「簡単に音楽に合わせた口パク動画を投稿できる」アプリDubsmashに投稿し、これが大流行。同曲を使用したダンス動画が多くの動画プラットフォームに投稿されることとなった。

このように、現在は単に楽曲やMV自体のクオリティの高さだけでなく、TikTokのようなプラットフォームで使用されたことがきっかけのヒットが急増していることが分かる。FNMNLでは以前Denzel Curryの“Ultimate”がTikTokで流行している現象を取り上げたが、キャッチーかつ動画での汎用性の高い楽曲がこれらのサービスのユーザーに受ける傾向があるのだろう。

これからヒットを狙うアーティストは、TikTokなどのユーザーをターゲットに曲を作ることも選択肢の一つとなって行くかもしれない。

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