【特集】TikTok発のバイラルヒットについてアーティストはどのように考えているか

若年層を中心に人気を集めるソーシャルメディアといえば、少し前まではInstagramだったが、今やTikTokがそのお株を奪っている。既に多くの方はご存知だろうが、15秒あるいは60秒の短尺動画が投稿でき、そこにBGMを自由に設定可能でリップシンクやダンス動画にうってつけのツールである。他にもネタ動画やHOW TO、作品紹介などコンテンツは幅広い。次々と動画をスワイプして気軽に視聴でき、同じ動画プラットフォームのYouTubeが再生回数を増やすためにはチャンネル登録者数が重要なのに対し、フォロワー数に限らず面白いコンテンツであればバズりやすいという点は、TikTokならではのメリットといえるだろう。

2020年におけるTikTokの急成長により、数々の驚異的なバイラルヒットを生み出した。TikTokの発表によると、TikTok上で10億回再生を超えた楽曲は、いずれも異なる経路で驚異的な再生回数を突破しているそうだ。例えば、Drakeの "Tooosie Slide"はわずか3日で10億回の再生回数を記録、Cardi B & Megan Thee Stallionのコラボ "WAP"はわずか2週間で同じ数字を達成。一方でHarry Stylesの "Watermelon Sugar"や、Surf Mesaの "ily (i love you baby) "のように緩やかに再生回数が上昇していく楽曲など、ヒットのパターンは多岐に及んでいる。

最も速く10億回の動画再生回数を達成した10曲

  1. Drake - "Toosie Slide "
  2. Cardi B - "WAP" (feat. Megan Thee Stallion)
  3. Billie Eilish - "Therefore I Am"
  4. WhoHeem - "Lets Link"
  5. Ying Yang Twins - "Say I Yi Yi"
  6. The Black Eyed Peas - "Where Is The Love?"
  7. Sada Baby - "Whole Lotta Choppas"
  8. Popp Hunna - "Adderall (Corvette Corvette)"
  9. Pop Smoke - "Mood Swings"
  10. DJ Chose & Beatking - "THICK"

上記の10曲(TikTok公式発表から引用)には、DrakeやBillie Eilishのようなスターでヒットが予想されていたものもあれば、デトロイトのSada BabyやヒューストンのBeatKingといったローカルスターによるラップのヒット曲や、Popp HunnaやWhoHeemのように、突発的な流行を迎えるまでは事実上無名だったアーティストの楽曲も存在している。そして、必ずしも最新曲が流行るという訳ではないということもポイントだ。"Say I Yi Yi”(2002年リリース)や、"Where Is The Love? ”(2003年リリース)などもランクインしていることから、TikTokはリバイバルヒットを可能にしていることが分かる。TikTokのランダムな特性によって、無名アーティストや既存の楽曲の可能性も大きく広がっている。

The Playlist

  1. Jawsh 685 & Jason Derulo - "Savage Love" (Laxed - Siren Beat)
  2. Megan Thee Stallion - "Savage" Remix
  3. Travis Scott - "OUT WEST" (feat. Young Thug)
  4. Cardi B - "WAP" (feat. Megan Thee Stallion)
  5. Doja Cat - "Say So"
  6. Saweetie - "Tap In"
  7. Roddy Ricch - "The Box"
  8. Rod Wave - "Rags2Riches" (feat. ATR Son Son)
  9. BENEE - "Supalonely" (feat. Gus Dapperton)
  10. Pop Smoke - "What You Know Bout Love"

上記「The Playlist」は、2020年にTikTokで最も重要な曲を紹介する一環としてTikTokから発表されたものだ。プレイリストに入っている楽曲の再生回数を合算すると、1億2500万以上の楽曲で計500億回以上の動画再生回数を記録し、そのうち5曲が全米シングルチャートで1位を獲得している。更には、2020年にTikTok上でトレンドとなった90曲近くがアメリカのトップ100チャートにランクインし、そのうち15曲がビルボードチャートで1位に輝き、この1年だけでTikTok上でブレイクした70組以上のアーティストがメジャーレーベルと契約を結んでいるそうだ。この結果より、現代におけるTikTokとあらゆる音楽ランキングの結び付きは強固なものになっていることは一目瞭然である。

また国内では、2020年に爆発的にヒットした瑛人の"香水"などに加え、2019年頃よりラップソングもTikTokを経由し再生回数を伸ばした事例がいくつも出現した。不特定多数にリーチしやすいTikTokの特性により、ヒップホップのファンダム以外の層へ波及したことによって、これまでにない再生回数を叩き出している。今回はこのTikTokをきっかけにバイラルヒットした国内のヒップホップソングの一部を紹介していき、更に、楽曲を制作したアーティストや、楽曲を使用したTikTokerにミニインタビューを行い、彼らがTikTokに対してどのような考えを抱いているのかを訊いた。

取材・構成:島田舞

TikTokでヒットした日本のラップ曲

1. dodo - “im”

川崎在住で、トラック制作 / ラップを全て一人で手掛けるdodoの、過去を振り返るエモーショナルなリリックが印象的な楽曲。

君と行ったあの場所 一人で行ったよ あの後

見えたのは君の顔 何処でもいいのかも

投稿されている動画はこのリリックに合わせてリップシンクしているものが多い。

- TikTokでバイラルヒットしているのをどうやって知りましたか?また、その反響はいかがでしたか?

dodo - YouTubeのミュージックビデオの再生回数が、上昇していたのでどこで話題になってるか知らべたらTikTokさんで可愛がって頂いてるということでした。いや、本当に宝くじ当たりました状態ですね(笑)

TikTokさん自体にそういったバズを生み出す土壌があることすら知りませんでした。本当に運がよかったということと、僕のMVを真似して投稿してくださった皆さんに感謝しかございません。

- ヒットしての感想や、TikTokユーザーへの要望などあれば教えて下さい。

dodo - このヒット前までは鳴かず飛ばずの閑古鳥ラッパーだったわけですが、誠にありがたいことで今では人生の幸せを感じております。自分の曲を多く聴いていただけること程、ミュージシャン冥利に尽きることはございません。TikTokユーザーの皆様に今後とも気に入っていただけるような活動を続けてまいります。今後とも応援のほど何卒よろしくお願い致します。

- ご自身でTikTokは見ますか?また、よく見るコンテンツがあれば教えて下さい。

dodo - TikTokは、正直に言いますとほぼ使ったことがない状態です。アカウントも一応ありますが、SNSがあまり得意ではないのでご無沙汰しております。

- TwitterやInstagramなどSNSは色々ありますが、ヒットを受けて今後TikTokの活用を視野に入れていますか?

dodo - TikTokでのバズを一番の重きにおいての活動は致しておりません。業界内でTikTokが重視される昨今、一零細アーティストでは太刀打ちできることはございません。

バズを目指して日々ガンバっておりますが、バズの方程式は完成させることができないと思っております。日々のながれにより一刻一刻と環境が変わっております。流行り廃りの中でいかに諦めず、価値のある楽曲を輩出することが一番のミッション。

2. SALU - “GOOD VIBES ONLY feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI”

2018年7月にリリースされた当楽曲は、ダンサーのa8noが2020年8月にオリジナルの振り付けのダンス動画を投稿したことがきっかけで勢いが盛り返した。歌詞とリンクしたダンスがキャッチーで瞬く間に広まった。オリジナルのダンスを投稿したa8noにTikTokerサイドから見た一連の流れを訊かせてもらった。

- 自己紹介をお願いします。

a8no - FNMNLをご覧の皆様初めまして。ダンサー、振付師として活動してます。a8noです!16歳です!

- Tiktok内でこの曲を起用した理由

a8no - コロナで自粛ムードに入ってしまい、やりたい事が思い通りにできなくなった時に自分にできる事をSNSを通してシェアしたいなと思ったのがきっかけで、たまたま携帯をスピーカーに繋げて自分のプレイリストからシャッフルで掛けて聴いてた音楽が“GOOD VIBES ONLY feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI”でした。歌詞や音のリズム、ミュージックビデオからインスピレーションを受け、「ちょうど夏の季節だし、ダンスやったことない人も一緒に楽しめるもの作れたらな。」と思い使わせてもらいました!

a8no

- 反響はいかがでしたか?

a8no - 「バズってくれたらいいな」って軽い感じで思っていたのが、有名なTikTokerの方や、LDH等のアーティストの方や、ダンサーの方や、ダンスをやった事ない初心者の方、たくさんの人に踊ってもらうことができてとても嬉しかったです!中学校の友達からも「学校の友達がa8noの振付踊ってたよ」とか、周りの知り合いからも言われましたし、「天気いいな作った人ですか?」とか「TikTokの人ですか?」など声をかけられることも増え、注目してもらうことができ本当に感謝の言葉しかないです。

@a8no.queen

また新しい振付作ってみました‼️是非皆さん踊ってタグしてくれたら嬉しいです😭Instagram(_.a8no._)もチェックしてくれたら嬉しいです🙇‍♀️ #dance #ダンス

♬ GOOD VIBES ONLY feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI - SALU

実際TikTokのコメントでも「かっこいい!」とか「この振付ハマってます」など良いコメントくれたり、私のアカウントをメンションしてくれる子もいたので沢山の人が私の振付を踊ってくれたので皆さんのダンス動画を見るのが楽しかったです!そういう良い反響もありつつ、中には「この曲使ってほしくなかった」など率直なコメントをする方もいましたが、この振付をきっかけに自分のダンスや存在を広めることもできたので同じ言葉を言いますが本当に一人一人にお礼を言いたいくらい嬉しいです!

- TikTokで楽曲を使用する際、重視している点があれば教えてください。

a8no - 特にこれといった点はなく、ほぼ直感で使いたい音楽も振付も決めてるのですが、1番は自分が思う作りたいテーマに沿って決めています。例えばクリスマスをテーマに作りたいなって思ったら自分の思うクリスマスの音楽とクリスマスっぽい振付を作ったり。試行錯誤しながらTikTokの振付に限らず、ダンスを作る上で大事にしていルところですね!あとは自分が何より楽しむこと!

- Tiktokで流行るにはどのような働きがけが必要だと思われますか?

a8no - 私もバズらない時はバズらないし、投稿してそれがヒットしてバズるって時もありますが、もしSNS等でその投稿したものがバズって広まっとしてもそこで完結させないのが何事にも大事だなって思いました!

あくまで私の意見ですけど、バズって自分の名や存在が広まったら嬉しいと思いますが、バズったからといって完結させたらそこでシャットアウトされるなって思いますし、バズる事が全てではないので自分のやりたい事を誰よりも楽しむのが良いのでないのかなって私は思います。TikTokに限らず、主にやってる自分の活動にも限界を決めずにやることを大事にしています。

- 告知などあればお願いします。

a8no - 2021年2月14日に栃木県のオリオンスクエアーという場所でソロパフォーマンスさせてもらいます!観覧無料、そして開演は13:00からで野外でのイベントになるので見に来る方は暖かい格好をして見に来てくれたら嬉しいです!キッズの方やいろんな年代の方が踊るので是非お越しください!最後まで読んでくれた皆さんありがとうございました!

@niina__official

#goodvibesonly @sorry_wavy みんな本当にありがとう🤣🦋

♬ GOOD VIBES ONLY feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI - SALU

この楽曲はSALU名義の楽曲であるが、実際にTikTok内で使用されているのはJP THE WAVYのバースを切り取った15秒間であり、JP THE WAVYのガールフレンドのNiinaのTik Tokアカウントにて本人も同曲を起用した動画に登場し、ムーブメントを盛り上げている。また、JP THE WAVY自身の楽曲"LIKE I LOVE YOU feat. Ninety6miles"もバイラルヒットしており、両曲に対する感想を訊くことができた。

3. JP THE WAVY - "LIKE I LOVE YOU feat. Ninety6miles"

- TikTokでバイラルヒットしているのをどうやって知りましたか?また、その反響はいかがでしたか?

JP THE WAVY - Instagramのメンションや周りが教えてくれました。TikTokで流行った曲はライブでやると盛り上がりますね。

- ヒットしての感想や、TikTokユーザーへの要望などあれば教えて下さい。

JP THE WAVY - 素直に嬉しいです。要望は特にないですね。皆が自分の曲やバースで楽しく動画を撮ってくれたら何でも嬉しいっす。

- ご自身でTikTokは見ますか?また、よく見るコンテンツがあれば教えて下さい。

JP THE WAVY - ちょくちょく見ます。最近流行ってた、線が下りてきて変顔したり頭に角を生やしたり首を伸ばすエフェクト(TikTokを中心に流行っている動画エフェクト)にツボって練習してました。伝わりますかね?(笑)

- TwitterやInstagramなどSNSは色々ありますが、ヒットを受けて今後TikTokの活用を視野に入れていますか?

JP THE WAVY - どの時代になっても対応出来るように頭を柔軟にしなきゃなって考えてます。今はクラブヒット以外にも家で聴ける音楽やTiktokableな曲を作る事もキーだと思ってるので自分の中にあるイメージを取り払って色々な事に挑戦していきたいです。

4. 空音 - “Hug feat.kojikoji”

テクニカルなラップで、ハードなトラップビートから当楽曲の様なメロウなビートまで乗りこなす新世代ラッパーの空音。彼の知名度を更に押し上げた“Hug feat.kojikoji”は、TikTokでのバイラルヒットも要因となっている。今年FNMNLでは空音のインタビューを行っておりこちらも是非チェックして欲しい。また、今回TikTokに関するコメントも貰うことができた。

- TikTokでバイラルヒットしているのをどうやって知りましたか?また、その反響はいかがでしたか?

空音 - ストリーミングの再生数が急に4倍ぐらいになっていたので、どういうことだろうと思っていたのと同時に、スタッフさんに「TikTokで流行っているらしい。」という話を聞きました。

- ヒットしての感想や、TikTokユーザーへの要望などあれば教えて下さい。

空音 - 本当に自分でもびっくりするほど、たくさんの方に楽曲を知ってもらうことができました。TikTokで流行ることに関してアンチの人も増えたりして、色々と思うところはありますが、純粋にライトなリスナーの方に、もっと音楽や色々なカルチャーにもっと興味を持ってもらえる機会になれば良いなと思っています。

- ご自身でTikTokは見ますか?また、よく見るコンテンツがあれば教えて下さい。

空音 - 最近見る機会が減ってきましたが、モノマネをする映像などはよく見ていました。

- TwitterやInstagramなどSNSは色々ありますが、ヒットを受けて今後TikTokの活用を視野に入れていますか?

空音 - 何がTikTokで流行するかも予測できないので、これからもいつも通り楽曲制作はしていきたいです。

5. ¥ellow Bucks - “My Resort” 

今年リリースされた¥ellow Bucksのファーストアルバム『Jungle』の収録曲“My Resort” 。リズムに合わせて舌を出したり、南国を表現するモーションなどのダンスを中心にバイラルヒットしている。ハードな楽曲とは対照的な可愛らしい振り付けが目立ち、ヒップホップを聴かない層へのリーチという点では、当楽曲は2020年の中で特に印象的出会った。楽曲のヒットに関して¥ellowBucksからリアルなコメントを貰う事ができた。

- TikTokでバイラルヒットしているのをどうやって知りましたか?また、その反響はいかがでしたか?

¥ellow Bucks - 周りから耳にしました、すごかった。

- ヒットしての感想や、TikTokユーザーへの要望などあれば教えて下さい。

¥ellow Bucks - オレのあるツイートがバズったけど、これはただのイメージの問題。オレがUSでラップしてたらこのアンケートにすら答えてないと思う。あーゆう奴等にヒップホップを植え付けることができるかがオレ達の見せ所。とりあえず"My Resort"は最高だろ?

- ご自身でTikTokは見ますか?また、よく見るコンテンツがあれば教えて下さい。

¥ellow Bucks - 見ません。

- TwitterやInstagramなどSNSは色々ありますが、ヒットを受けて今後TikTokの活用を視野に入れていますか?

¥ellow Bucks - TTTGはリアルなエンターテイナー!やっても面白いかもね。

6. BLOOM VASE - “CHILDAYS”

Ove、JiROMAN、RURUの3MCによるヒップホップクルーのBLOOM VASE。2019年頃よりYouTubeを中心に活動を初め、TikTokでも当楽曲がバイラルヒットし、若い世代を中心に注目を集めている。チルでポップなサウンドはBGMとしての汎用性が高く、ダンス動画だけでなく日常を映した動画に使用される事が多い。

7. DJ CHARI & TATSUKI - “GOKU VIBES”

Tohji、Elle Teresa、韓国からUneducated KidとFuturistic Swaverを迎えたDJ CHARIとDJ TATSUKIの楽曲"GOKU VIBES"。客演のTohji自ら、#gokuvibeschallengeとハッシュタグをつけた投稿をし、Tohjiの独特のクネクネとした膝が特徴のダンスをアレンジした動画を投稿するユーザーが急増。詳しくはこちらの記事に掲載している。

8. 虎韻 - “南の島”

東広島を拠点とする若手ラッパー虎韻による、タイトル通り南国を彷彿とさせるポップなサマーチューン。こちらもリリックとリンクしたダンス動画を中心に投稿されている。

9. Rin音 - "snow jam"

2020年1月にリリースされた当楽曲は、チルでメロウな曲調が印象的なラブソングとしてTikTokで大ヒットした。日常の風景を切り取った歌詞とリンクし、思い出を振り返るVLOGに使用されることが多い。

2020年にTikTokを中心に流行ったヒップホップソングから9曲を紹介したが如何であったろうか。海外などでは"WAP"などリリックが過激でバウンシーなヒップホップソングが人気であるが、対照的に国内のヒップホップはポップでチルなものが中心となってヒットしており、ローファイヒップホップの流行りと類似してBGMとしての汎用性の高さと、「おしゃれ感」や「エモーショナルさ」などが国内では重視されている傾向が伺える。

その中でも“GOKU VIBES”や“My Resort”の様なハードでダンサブルな楽曲も、ヒップホップを聴かない層からも注目を集めたというところが2020年の特筆すべき点であった。アーティストの意図と反する流行り方になる場合もあるが、ライトリスナーへのリーチは楽曲の再生回数や認知度を格段に高めるメリットがある。

年々楽曲のヒットと結びつきが強くなっているTikTok。2021年はどのような流行が生まれるのか今後も注目のコンテンツだ。

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