ロンドン、東京、世界を結ぶ注目のコミュニティがキュレートするレコードレーベルが始動

多くの芸術家や音楽家が集まり現在のロンドンでも最も活気のあるエリア、ハックニー地区の倉庫跡地で、レジデントDJのCedric Wooら3人のファウンダーによって13年以上も開催される人気パーティー「Beauty & The Beat」。ヴィンテージ・スピーカーを始めとした高スペックなアナログ音響機器が持ち込まれ、多様性と意外性に溢れた選曲でロンドンのみならず、世界中のコアなレコード・コレクター、オーディオ・マニア、そして感度の鋭いパーティー・フリーク達の間で絶対的な信頼と人気を誇る。

また同じく東ロンドンの注目エリア、ダルストン地区にオープンしたbrilliant cornersは、人気のジャパニーズレストランながらBeauty & The Beatとほぼ同様のアナログ音響機器を常設し、世界中のレコードコレクターやDJ達が毎日プレイに訪れ、2016年にはレストランながらにして英ガーディアン紙の”ロンドンのトップ10クラブ” にも選ばれた。

このロンドンの稀有な2つのコミュニティに集う個性豊かなレコードコレクター、オーディオマニア、音楽歴史家などがキュレーターとなって、世界中の入手困難なレコードにスポットを当てリイシューにフォーカスしたレーベル「Time Capsule」が、日本人音楽家ケイ・スズキのプロデュースのもとでローンチされ、同時に2つのアルバムが発表された。

 

まず記念すべきレーベル第一弾作品は、brilliant cornersにも毎年プレイに訪れる東京在住プロデューサーのRyota Oppがキュレーションした作品。70年代イタリア全土にモーグシンセサイザーを認知させたイタリア電子音楽のパイオニア、イル・グアディアノ・デル・ファロの1978年レア名盤 『オアシス』が、グラミー賞受賞マスタリングエンジニア Tim Youngの手によって復刻。またレーベル第二弾には、長寿番組『世界遺産』のテーマ曲でも有名な鳥山雄司が80年代前半に残したアルバムの中から、現代の耳にも響く実験的でファンキーなインスト5曲をレーベルのプロデューサーでもあるケイ・スズキがキュレート。両作品ともに、オンデマンドレコード制作販売サービスQRATES(クレイツ)でのプリオーダー受付が7月1日から開始されている。

また今週末からケイ・スズキがロンドンより来日しレーベルのローンチを記念したツアーが開催される予定。7月6日(金)浜松、翌7日(土)の名古屋を皮切りに、14日(土)にはBeausty&The BeatのレジデントのひとりBelle Beteをロンドンより招き、キュレーターでもあるRyota Oppらとともに青山ZEROにてオフィシャルローンチイベントが開催される予定となっている。

オフィシャルレーベルサイト
http://time-capsule.space/

Qratesの予約販売ページ
https://qrates.com/artists/time-capsule

ローンチイベントのチケット販売はこちら
https://www.residentadvisor.net/events/1116130

related

THE NORTH FACE STANDARDからレコードバッグの新型が登場

THE NORTH FACE STANDARDから、オリジナルレコードバッグの新型BC CRATES 12と、BC CRATES 7が、8月23日(月)より発売される。

ウルフパックジャパンがレコードプレスをより身近にする新プランをスタート

メジャーレーベルのプレスも引き受ける欧州最大のレコード工場GZ Mediaの正規代理店であるウルフパックジャパンが、お得な新プランを先週からスタートさせた。

【メールインタビュー】Kay Suzuki|音楽とフードを横断するプロデューサー/レーベルオーナー

00年代の西ロンドン/ブロークン・ビーツ・サウンドの最盛期から現地で活躍した日本人プロデューサー/DJのKay Suzukiが昨年より再発盤を専門とするレコード・レーベルTime Capsuleを始動させた。2013年には東ロンドンはダルストン地区でハイファイオーディオ機器を備えた日本食レストランbrilliant cornersをオープンさせ、その後もプロデュース活動を続ける他、現在も多方面で活躍する彼にメールインタビューを敢行した。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。