DIESELの2017SS『MAKE LOVE NOT WALLS』キャンペーンがスタート、イメージ・ムービーを公開
イタリアを拠点にするブランドDIESELの2017SSシーズンの広告キャンペーンがスタート。今季のテーマは『MAKE LOVE NOT WALLS』だ。
これまでもDIESELは広告を通じて多くのメッセージを発信してきたが、「私達の間に精神的にも物理的にも立ちはだかる壁を取り壊そう。結束と愛という名のもとでひとつになろう」という強いメッセージを発信している。
DIESELのアーティスティック・ディレクターを務めているニコラ・フォルミケッティは「DIESELは、憎しみというものに対して強く反対の意を唱えています。そして、これまで以上に世界中の人たちにそのことを知ってほしいと願っています。愛と共生は、僕たちみんながそこで暮らしたくなる社会、そして僕たち全員にとってふさわしい未来を創造する上で、不可欠なものなのです」という多様性を尊重する精神がブランドの根底にあることを強調した。
キャンペーンの指揮を務めたのは、ダイバーシティ(多様性)や世界中の人たちの権利に熱心に取り組んでいる、アメリカを代表するアーティスト兼フォトグラファー、デビッド・ラシャペル。フォルミケッティとともに手がけた広告や動画を通じ、文字通り壁をぶち壊す。
「キスをする2人の船員をフィーチャーした、1995年のデビッド・ラシャペルのキャンペーン以来、現在に至るまで、DIESELは常に限界を押し広げ続けてきましたし、これからもそうし続けます。私たちは、恐怖心が原因で世界にさらに多くの壁が築かれ、世界が隔てられていこうとしているこの瞬間に、壁を壊すための鉄球を手にする必要があるのです」と創始者のレンツォ・ロッソもキャンペーンについて語っている。
キャンペーンを象徴するアイテムであるレインボーカラーのインフレータブル・タンクも登場するムービーがYoutubeで公開されている。