『藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察』が水戸芸術館で開催
藤森照信は近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残したのち、45歳で神長官守矢史料館(長野県茅野市、1991年)を設計、建築家としてデビューした後、独創的な仕事を続けてきた。その藤森の展覧会『藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察』が3/11から水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。
藤森は建築と自然との関係を取り戻すべく屋根にタンポポやニラが植えられた住宅、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室などに取り組んできた。
それらの作品は、建築の通念を軽やかに超えた新しさと、遠い過去を想起させる懐かしさを併せ持つ、きわめて独創的な建築として知られている。
今回は「自然素材をどう現代建築に生かすか」「植物をどう建築に取り込むか」というテーマから、代表的な建築をスケッチ、模型や写真で紹介するとともに、これまで手掛けた建築の屋根・壁・左官等の素材見本、家具などを展示し、建築家・藤森照信の仕事を紹介する。
Info
展覧会名:藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察
会 期:2017年3月11日[土]~ 5月14日[日]
開館時間:9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)
会 場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
休 館 日:月曜日、3月21日(火) ※3月20日(月・祝)開館
入 場 料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方
1名は無料
※前売り券販売期間:~3月10日(金)
※一年間有効フリーパス→「ハイティーンパスH.T.P.」1,000円/
対象15歳以上20歳未満
「おとなのパス」2,500円/対象20歳以上
主 催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
特別協賛:たねや
協 賛:一般財団法人たじみ・笠原タイル館、秋村田津夫
協 力:アサヒビール株式会社、茅野市美術館、
多治見市モザイクタイルミュージアム、筑波大学貝島研究室、
水戸商工会議所、ラムネ温泉館、神勝寺、
株式会社ジェネラルハードウェア、細川事務所、永青文庫、
公益財団法人常陽藝文センター、310食堂、
泉町二丁目商店街振興組合、VILLEGE310、路上観察学会、
同文社