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アメリカの小学校教員が「宿題」をなくす先進的な試みを行う
テキサスの小学校教師が彼女の7〜8歳の生徒に対して宿題を出すことをやめると宣言。その代わり保護者に、生徒と一緒に本を読んだり、夕食を食べる時間、早寝の時間に充てるよう家族にお願いした。
Brandy Young教員は親と先生の会合にて、宿題を撤廃することを決定したことを伝え、その理由を説明し、手紙を保護者に配布した。そのクラスに在籍する生徒の親であるSamantha Gallagherさんが手紙の画像をFacebookにアップロードしたところ、7万回以上シェアされ、小学校での新しい試みは世界中で賞賛されている。
その手紙にはこう書かれている。
この夏に行った調査を元に、私は新しい試みを行うつもりです。宿題は登校日に出来なかった分しか出しません。つまり今年、形式上、宿題が出されることはないということです。
宿題と学力に関する調査を行ったところ、宿題が生徒のパフォーマンスを伸ばすということを証明することは出来ませんでした。その宿題を課すかわりに、「学生の学力」と関連していると証明されていることに夜の時間を使っていただこうとお願いします。家族で夕食を食べること、一緒に本を読むこと、外で遊ぶこと、早寝すること、保護者の方にお願いしたいと思います。
すべての学年で宿題が無用であるということではないが、同じように日本の小学校低学年でも「宿題」がなくなる日が来ることはあるのだろうか?
via Metro