Travis Scottとの曲作りをKevin Parkerが語る|マリファナの煙が充満し人生最大の音量で音楽が流れる

待望のニューアルバム『ASTROWORLD』をリリースしたTravis Scott。アルバム制作中、曲作りのためにスタジオにたくさんのミュージシャンを呼んでいたそうだが、そのうちの一人がTame ImpalaのKevin Parkerであった。今回のアルバムの収録曲”Skeletons”の共同作曲者でもあるKevin Parkerが、BillboardのインタビューでTravis Scottとの楽曲制作について語った。

「かなりのセッションをおこなった」とKevin Parkerは語る。「Travisみたいな人のすごいところは、とりあえず部屋に人を集めて何が起こるか様子を見るんだ。曲作りのほとんど、俺はただチームプレイの一員でいることが多い。10から20人ぐらいスタジオにいる時もあって、そこで自分だけ1時間ぐらいなにもせずダラダラしててもいいんだ。しばらくすると、何かピンとくるものが聞こえてきて、『きたきた。俺のやつも電源入れてくれ。アイディアが浮かんだよ」って感じの流れが数時間、朝の3時まで続く」と、大人数でスタジオに集まってお互いの音を聞きながら創造性を高める形の曲作りだったそうだ。

「でも強烈な雰囲気なわけでもない。まあ、鳴ってる音量が人生で聞いたこと無いぐらい大きいから強烈ではあるんだけどね。これまで生きてきてあんなに音のでかい音楽は聞いたこと無いし、今後もないだろうね。一個12インチとかのでかいスピーカーたちがスタジオにあって、そこから爆音で流れる。鼓膜がガタガタ震えるし、ハイハットの音だけでも耳が揺れる。めちゃくちゃ激しい」と、楽曲制作中にスタジオに鳴り響く音の音量が尋常でないと言う。

さらにKevin Parkerはスタジオ内はマリファナの煙が充満していたと明かした。「完成したアルバムを最初に聞いた時、聞いたことのない曲もいくつもあるのに、即座にフラッシュバックしてスタジオの情景が浮かんだ。聞くだけでマリファナの匂いも漂ってくる。あの部屋の空気は濃いマリファナの煙で充満してたからね。あまりにも強力な経験だったから思いっきりフラッシュバックする。今”Skeletons”を聞いても、普通の音量で聞くことに違和感を感じる。あの時は目玉が揺れるほどの音量で聞きまくったから」とのこと。

インディー・ロックのアーティストでありながら密接にヒップホップと関わっているKevin Parker。彼はKanye Westの新作『Ye』の楽曲制作にも携わっており、同じように曲作りのためにスタジオ入りをしている。Kanyeとのスタジオは「混乱」であったと別のインタビューで言及している。

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