【インタビュー】Minchanbaby 『たぶん絶対』pt.2 | 「ヒップホップ・カルチャー」から遠く離れて

ラッパーのMinchanbabyが、昨年9月に粗悪ビーツ全曲プロデュースによるサード・アルバム『たぶん絶対』をリリース。セカンド『ミンちゃん』から実に5年ぶりとなる本作は、前作のようなカラフルでポップなムードは消し去られ、ミニマルなトラップを基調としたビートに、Minchanbabyの相変わらずスキルフルだが、一転、鬱々としたラップが乗る怪作となっていた。3年半をかけて制作されたという本作は驚くべきことに、今年のUSのラップシーンの大きなトピックだった自殺願望とも同期、もしくは先取りをしているのだ。

こちらは昨年12月に公開されたインタヴューのpt.1に続くpt.2となる。アルバムのリリースから時間が経ってしまったが、さらに評価されるべき作品に改めて光を当てる機会となれば幸いだ。

取材・文 : 磯部涼

- アルバム『たぶん絶対』に至るキャリアをもう少し振り返らせて下さい。韻踏合組合を04年に脱退して、『after school makin’ love』(07年)でソロ・デビューしますが、そこでは、韻踏のメンバーや元メンバーと並んで、DOBERMAN INC周辺のアーティストも参加していました。当時、彼らのことを韻踏のライバル・グループと考えていたひとも多かったですよね。

Minchanbaby - ドーベルは韻踏でやっていた時から好きで、彼らのファースト(『DOBERMAN INC.』、01年)のリリース・パーティは普通にお客さんとして行きましたね。時代のトレンドをリアルタイムで取り入れてたので、格好いいなと思ってたんですが、それでは済まないひともいたんでしょうね。「何してん」と言われたこともありました。

- 気にしていなかった?

Minchanbaby - いや、気にしてましたよ。面倒臭いことになるの嫌だなって。

- 時代のトレンド、ということで言うと、Pt.1でも話しましたが、ミンちゃんが居た頃の韻踏はバウンスにアプローチしていましたし、ソロのファーストはスクリュー・ミックスとの2枚組でしたし、一貫してサウスに興味があった?

Minchanbaby - そうです。西がダメで。サラッとした感じプラス、ギャングスタみたいな感じがあんまり。最初はNYから入ったんですけど、その後はずっとサウスですね。昔のサウスはもう少しバカっぽいイメージがあって、ヴィデオもそんなに格好付け過ぎてなかったり、むしろ、怖過ぎてファニーな感じが好きで。今は完全にサウスがトレンドで、ただ格好いい地域みたいになってますけど。

- そして、『after school makin’ love』以降はネットに活動が移行しますよね。Pt.1ではラップ・ミュージックの世界で重視される〝ツルむ〟ことが嫌だったという話も出ましたが、その点、ネットに自由を見出したということなのでしょうか。

Minchanbaby - 当時、日本では現場第一主義が蔓延してましたけど、USのミックステープを聴いてると、彼らはネットから全米へと発信してましたし、何より自分の性に合ってたんでしょうね。1人で集中して制作したものが、誰かを通さずに全国で聴いてもらえる。そういうことが本当に居心地がよかったんですよね。
あるいは、前にAKLO(2010年のミックステープ『2.0』で名を上げた)さんとも、「あの頃、オレたちちょっとイライラしてたよね」という話になって。「やっぱり、認めてもらえないことが原動力になったよね」と。下の世代のCherry Brown(08年、LIL諭吉名義のミックステープ『Supa Hypa Ultra Fres$shhh』で名を上げた)はストレートにその手法にいったんだと思うんですけど、自分たちの世代は色々とやってきてダメだったことを踏まえて、この手法で行こうと考えたようなところがありましたね。

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- ネットに、カウンターだったりオルタナティヴだったりの可能性も見出したと。当時、ミンちゃんが出したフリー・ダウンロードのミックステープ『MINT & GIRLZ N' BOYZ PRESENTS SUPER FREE』(09年)は、ネットで知り合ったラッパーとネットを介して制作して、今後もリアルでは会うつもりはない……みたいなコンセプトでしたよね。

Minchanbaby - USのミックステープも、「こいつ、誰なん? ツレなん?」ってヤツとか、「やたら目立ってるから、次はこいつのソロが出るんかな?」ってヤツがいたりするじゃないですか。そういう、今で言うモブなノリをわざとつくりたくて。

- ヴァーチャル・モブ。

Minchanbaby - クルーを辞めたくせに、クルーに変な憧れがあったんですよね。居心地の良いクルーをつくりたくて、偽のクルーをコンセプトにしたんだと思います。

- その頃になると、メンバーが揃うぐらいにはネットが普及していたということでもありますよね。

Minchanbaby - そうですね。でも、あれを出した時も「売ってナンボやろ」って、認めたくないみたいな風潮はありましたね。

- 日本ではまだ、CD-Rのミックステープが全盛期でしたもんね。ミンちゃんの場合は、さらにその後、アイドル・ポップスやアニソンをビートジャック/リミックスした楽曲を、ネットで発表していきます。

Minchanbaby - Twitterを通してヒップホップ以外のジャンルの、面白い人と知り合う機会が増えたんですけど、その中にアニソンをクラブ風にリミックスしてるひとたちがいて。彼らは自分のことを知ってくれていたし、音源を拡散してくれた。それは、ミックステープをフリーダウンロードで出したおかげというか、ヒップホップのひとたちよりもそういうひとたちの方がちゃんとネットに対応してたんですね。その影響で、自分もアニソンを聴いたりアニメを観たりするようになった。

- アニメはもともと好きだったわけではない?

Minchanbaby - きしょいと思ってましたね。アニメを観てたのはあの時期だけなんですよ。以降はまた一切観なくなった。

- アニソンは音楽的な観点から惹かれていたんですか?

Minchanbaby - あの時期のアニソンって聴けるものが多かったんです。

- そこもまた、もともとアニメ好きだったCherry Brownさんと違うところですね。

Minchanbaby - そうですね。自分はニワカな乗り方で、叩かれるのは分かってたから、真剣に調べて、真剣に全話ちゃんと見て、筋を通し切ったんで止めちゃった。当時、観ていたものは思い出として、観返したりしますけどね。

- マンガ研究者の岩下朋世さんが「〝リアル〟になる- キャラクターとしてのラッパー」(『ユリイカ 2016年6月号 特集・日本語ラップ』所収)という論考で、2.5次元的な存在としてのラッパーについて書かれていますが、当時、ミンちゃんが〝黒ギャルラッパー〟を名乗って、アーティスト写真もイラストにしていたのは、自分を2次元化しようと考えてのことだったのでしょうか?

Minchanbaby - 自分がキャラとして見られる方向を選んだんでしょうね。

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- キャラになれば、表現を現実の自分や社交から切り離せますよね。

Minchanbaby - そう考えてつくったのが、Cherryにプロデュースを頼んだセカンド・アルバム『ミンちゃん』(12年)だったんですけど、いま振り返ってみれば、頑張ってああいう感じにしたんだと思うんですよね。でも、所々で自分が漏れてるというか、本人の顔が見える。キャラになりきれてなかった。そこが面白いんですけど。

- モテキャラっぽい『after school makin’ love』にしても、もっとつくり込むことは出来たと思うんですけど、端々でコンプレックスを吐露してますよね。

Minchanbaby - 「アイドルがラップするためのヴァースを書いてください」みたいな仕事は、自分には出来ないなって思うんですよ。作詞家に徹するひともいるじゃないですか。J-POPのリミックスをしてた時も「そういう仕事が来るかな?」と思ったんですけど、僕の場合は自分が出ちゃう。逆に言うと、これだけ自分のことを歌詞に入れられるジャンルってラップ以外にないですよ。
ラップの特有性って言えば、最近、〝ヒップホップ論争〟みたいなものがあるじゃないですか。僕はノータッチですけど、ラップ・ミュージックをやってるのか、ヒップホップ・カルチャーに身を投じてるのか、そこをちゃんと答えられる人っているんですかね? Joe Buddenと若手の喧嘩とかを眺めてて思うんです。ひとつだけはっきりと言えるのは、僕はJoe Budden側じゃない。

- とは言え、バブルガム・トラップ……Lil Yachtyなんかも好きじゃないんですよね?

Minchanbaby - 音楽として趣味じゃないってだけですね。ただ、存在は否定しないっていうか、Lil Yachtyが2PacとかBiggieをあまり知らないと言って炎上した事件もありましたけど、全然、それでいいと思うんです。やっぱり、時代毎のトレンドっていうものがあるので。自分はおっさんですけど、歴史を知らない若手を否定するつもりは全くない。むしろ、どっちかというと自分も〝ラップ・ミュージック〟としてやってる気がします。そもそも、ヒップホップ・カルチャーってよく分からないんで。

- やはり、ミンちゃんはラップ・ミュージックの、トレンドやスタイルが更新されていくスピードにこそ惹かれている感じでしょうか?

Minchanbaby - そうですね。日本で言えば、USのトレンドに対応するラッパーが次々に出てきたり。新陳代謝が激しいからこそ面白い。ただ、全てのトレンドに対応する必要もなくて、その中から自分に合うものを見つければいいと思うんですよ。例えば、最近の歌い過ぎるようなラップは、自分が挑戦してみたいものとはちょっと違うかなと。

- 日本のラップ・ミュージックと言えば、今回のアルバムではJinmenusagiが"ゴッドアーミー"と"終末(仮)"の2曲に参加していますが、彼のラップが面白いと思うのもそういったトレンドへの対応力でしょうか?

Minchanbaby - 勝手なイメージですけど、現行のUSのラップが好きでいわゆるトレンドをきちんと押さえつつ、捻くれてるし、僕と似た黒いものを持ってた気がして。今はなくなったと思いますが。売れたので。彼が行きたがってたど真ん中に立ってるので。それはそれで素晴らしいですし、自分は相変わらず黒いものを抱えたまま、遠くから見守ってる感じ。「いいとこ行ってるやーん」って。「終末(仮)」も自分のヴァースは救いのない感じなんですけど、彼は光が見えてますよね。

- ただ、今回の『たぶん絶対』って、陰鬱な快楽性というか、ミンちゃんがもともと持っていた暗さを突き詰めたようなところがあります。

Minchanbaby - どう見られたいかとか、どう聴かれたいかとかいうことを一切無視して……「ミンちゃんのこのヴァース、久々にエモいやん」くらいではダメと。言いにくい内容でも曝け出さなくてはダメだと考えてつくりました。
Twitterで「ラッパーならラップで言え」という意見があって、「確かにそやなー」と。SNSでグズグズ言ってるだけで曲を書かないのはダサいから、ツイートを止めてそれを曲にしたらいいんだと。あるいは、ラッパーは金を持ってるフリをしたり、イケてる生活を送ってるフリをしたり、まぁ、そういう虚勢もヒップホップなのかもしれないですけど、ベタな言い方をすれば、「リアルをラップすればいいんじゃないの?」と思ったんです。
それで、今回は変なブレーキをかけなかった。だから、曲順も出来た時系列で並べたんですね。構成や演出もなく、「この時期のオレ、こんなんでした」って。アルバムを出して、エゴサーチをしていて、概ね好評でありがたいものの、1人だけ「視聴して、買わないでいいと思った」とツイートしてる人がいて、それは正しいなと妙に納得しましたね。ノリで買ったらいけないものだから。

- それと、アンチ・モラルなところが面白いなと。昨今はラッパーのSNS等での発言も、ポリティカル・コレクトネスに照らし合わせて即座に批判されるようになって。それはそれで当然のことなのですが、もともと、ラップの歌詞ってアンチ・モラルな魅力を持っているものも多いですよね。だからこそ、ミンちゃんはpt.1で言っていたようにSNSから離れて、その辺りも突き詰めたのかなと。

Minchanbaby - 日本のラッパーもTVに出る人が増えてるから、曲にしても自主規制なのか無難なものが多くなりましたよね。一方、僕はラップのそういうアンチ・モラルなところに惹かれて始めたようなところがあるので。怖さだとか悪さだとか、違う世界の人っぽさを表現したかった。でも、今回は人を傷つけてないような気はする。

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- むしろ、自分を傷つけている。

Minchanbaby - そうそう。今回は自分で自分をグサグサ刺してるだけ。

- 昔、「ロックは自傷、ラップは他傷」と書いたことがあったんですけど、最近は、急逝したLil Peepに象徴されるように、ラップでも自傷的な表現が流行っていて。やはり、『たぶん絶対』はその意味でも今っぽいアルバムなんだなと。

Minchanbaby - ただ、SNSでも「死ねよ」とか「殺すぞ」とか書いてるのを見ると上がるでしょ?

- 今、それでガンガン凍結されてますけどね。

Minchanbaby - それなのに、「死にたい」ってツイートは「あ、ああー……」ってなるでしょ。「死にたい」と思ったら「死にたい」と言った方がいいのに、共感を得られないから口を閉ざしがちというか。やっぱり、今の時代、「死にたい」より「死ねよ」の方が言いやすいんですよね。

- 確かに、座間の事件以降、「自殺や自傷行為の助長」をするツイートの取り締りを強化するなんていう話も出ていますよね。対して、『たぶん絶対』では「死にたい」という言葉で上がるような曲をつくったということでしょうか?

Minchanbaby - 「死にたい」で上がったことはないですね。

- Pt.1で「そもそも、好きで聴いてたのが、USのアガれるけど暗い曲で」と言っていましたが、そこは違うんですね。ただ、やはり陰鬱な気持ちよさみたいなものはあるアルバムだなと。

Minchanbaby - USのラップでは、「殺すぞ」が普通の中、「死にたい」って言う奴が出てき始めているわけで、そこは1歩進んだのかな。でも、制作時期は僕の方が早いと思うし、向こうのそういうラップって曲としては聴いてられなかったりするんですけど。

- ちなみに、「死にたい」というトピックに関しては、その"たぶん絶対"の歌詞がかなりディープですが……また野暮を承知で訊くと、あれは実話なのでしょうか?

Minchanbaby - 実話も含まれてます。でも、あれこそ、めっちゃいじりがいのある楽しい曲だと思いますけどね。ネームドロップとか引用が多くて。「パクってるやん、ここ」とか言われると思ったんですけど、みんな、意外といじってないなって。そういう意味では楽しめる曲。確かに内容は暗いですけどね。

- 一方、4曲目の"横取り40萬"は攻撃的な曲です。

Minchanbaby - そこまではっきりとした対象はないですけどね。でも、「おれのノリ、めっちゃ参考にしてるやろ?」ってところは本当です。あの曲は初期なので、自傷よりもまだ他傷に向いてる。

- やはり、レコーディングを進めて行く内に視線が自身へと向かっていった?

Minchanbaby - そう、前半は暗いけど楽しいんですよね。特に1、2曲目なんて粗悪さんとの相性のノリでつくった曲ですから。リリックの内容も日本語としては間違ってないし、言ってることも分かるけど、「なんの曲なの?」みたいな。あるいは、4曲目の"横取り40萬"になるとフィクション感も出てきて。ただ、色々とあったことで方向性が変わっていった。そのせいで"横取り40萬"も本当っぽく聴こえるという。

- 制作期間が3年半と長かったため、その間に環境や心境に変化が起こった。そして、引退宣言もあり。

Minchanbaby - 確かに、そういう、〝Minchanbabyの物語〟を背景として聴いてもらったら後半の流れもしっくりくるかもしれませんね。「色々あったんやな」って。

- 今回はありのままの自分を出そうと思ったということでしたが、ラップ・ミュージックにおいて、背景となるストーリーのようなものは重要だと思いますか?

Minchanbaby - うーん、結果として良い演出になったんですかね。願ったものではないですけど。

- そして、アルバムは最後の"NISIVI"でトーンが変わるように感じます。ラップもそこまでのゴリゴリのライミングから一転、オートチューンを通した歌うフロウで、ビートもメロディアスですよね。まるで真っ暗だったところに、バーっと光が射してくるような。それは最後に救いをつくるというか、エンディングの楽曲として制作したようなところがあったのでしょうか?

Minchanbaby - いや、全くなくて。1~9曲目と違う曲にする、というコンセプトはあったんですけど、それは、アルバムを通してそうですからね。要するに、『たぶん絶対』は10曲、違うタイプの曲が入ったアルバムなんです。ただ、10曲目になると、あれはもうやったし、あれももうやったし、というふうにタマがなくなってきて、思い切ってガラっと変えたというのはあるかもしれない。あとは、ビートを選ぶにあたって、粗悪ビーツっていうプロデューサーの幅も見せたいとも思いましたね。

- 粗悪ビーツとしても新機軸だと思いました。

Minchanbaby - 僕としても挑戦だったんですよね。「このビートで歌、頑張ってみます」というスポーツ的な感じ。「この高さのバー、越えてみます」みたいな。でも、内容に関しては、いま言ってくれたような「希望がある」って意見はネットでも結構見たんですけど、実は自分が考えていたこととは逆なんですよ。そのイメージは想像してなかった。

- 確かに、〝西日〟ですもんね。イメージとしては、日が沈んでいく。終わっていく。

Minchanbaby - そうそう。演出として、光を射し込ませようとするなら、もうちょっとマシな歌詞にします。内容自体は酷いですから。それが歌い方だったり、トラックの雰囲気だったりで薄まって、入りやすくなってるだけで。だから、「酷いアルバムだけど、最後で希望を感じられた」という感想は予想してなかった。自分としては「後味の悪いアルバムになったな」という感じでしたから。

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- ミンちゃん自身の意図とは違ったわけですね。

Minchanbaby - ただ、前にも言った通り、「こういうふうに聴いて欲しい」みたいなことは考えてなくて。そこはリスナーの自由なので。そういう意味では、"NISHIVI"は反応の面白さがモロに出た曲ですよね。ちなみに、感想としては「8~10曲目("たぶん絶対"、"終末(仮)"、" NISHIVI")の流れが凄い」って意見が多くて。それは、制作時期が近過去なので、今のトレンドと近いっていうこともあるでしょうし、新しいスタジオへの慣れと、アルバムの完成が見えてノッてる感じも出ているんだろうなと。
それにしても、こんなパーソナルなものを良いと言ってくれるひとがいるということには驚きました。今回は外に開けた『ミンちゃん』とは違って、僕の話を僕の部屋で聴いてるみたいな感じじゃないですか。さらに、夢もないし、一緒に口遊んでて気持ちのいいラインもないし、でも、「〝NISHIVI〟歌いたくる」みたいに書いてるひとも多くて。止めといた方がええって。

- (笑)。ライヴで合唱が起こるところを見てみたいですね。

Minchanbaby - いや、純粋に嬉しいことなんですけど。

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