2017 Best Or Worst by Stupid Kozo

2017年も音楽、ファッション、それぞれのシーンの内外で様々なトピックが生まれた1年だったのは間違いなし。そんな1年をFNMNLに振り返る企画『2017 Best Or Worst』。アーティストやデザイナー、ショップオーナーなど様々なジャンルで活躍する方々に、個人的なベスト、もしくはワースト、もしくはその両方をピックアップしてもらい激動の2017年を回顧する。

DJとしてミックスショウAbysmal Loungeを主宰するStupid Kozoの2017年のベストは?

2017 Best by Stupid Kozo

1. Best Mix CD

JAMMA-DEE & FITZ AMBRO$E - 『PREMIUM SELECT MIX』

コメント

最近は中々Mix CDなんて買わなくなりましたが、これは本当に良くて事あるごとに引っ張り出しては聴いてました。

Jamma-DeeにはNTSでのMonthly Showで良い曲沢山教えてもらったし、Fitzが自身のBandcampでリリースする最高にロマンチックなビートには何度もやられたしで、今年はこの2人にお世話になった年でした。

もう売り切れちゃって手に入らないみたいですが、2人とも精力的Mix出し続けてるので前述のNTSショウや、彼らのSNSら是非チェックして見てください。

2. Best Party

『cosmopolyphonic Presents Kieran Loftus』

jp-0825-996230-982059-front

コメント

去年一昨年くらいからcosmoの皆に混ざってGang Fatale最高とギャーギャー言い続けてきて、今年遂にそのメンバーのKieranをゲストにパーティーすることができまして
Kieran自身の曲はかなり破壊的なクラブトラックスが多いんですが、彼の良いヤツ感満載な人柄とシャープなDJセットとのギャップには良い意味で驚かされました。
特に今まで死ぬほどかけてきたGang FataleアンセムのMad JawnzやKey AmourをKieranがプレイした時の盛り上がりは今年のハイライトかも。
3. Best Song
Subjoi - "Love Shy (Subjoi's Tuff Jam Rework)"

コメント

"XO TOUR Llif3"とか"Bodak Yellow"とかと迷いましたがそんなもん皆好きなので、こちらに。UK Garageのクラシックリミックスをほぼまんまローファイハウスにしちゃった曲なんですが、とにかく圧倒的水々しさで聴くたびに何か甘酸っぱい気持ちになっちゃいます。RLPが教えてくれたスケートビデオにも使われてて、映像の疾走感とクールなキッズ達の力で更によく聴こえたり。公開からリリースまで随分時間がかかってしまい出た頃には今更感も否めませんでしたが、何だかんだめっちゃ聴いてるし、かけてます。

来年の告知

相変わらずダラダラAbysmal Loungeというミックスショウをやったりやらなかったりしていく予定です。

https://soundcloud.com/abysmal_lounge

Stupid Kozo

2014-02-21 5 46 27

DJ
https://soundcloud.com/stupid-kozo

RELATED

Mix for Weekenders Vol.7|Selected by nutsman、Stupid Kozo、KIRAYAMA

インターネット上にアップロードされているDJミックスの中から、週末を楽しむのにぴったりな物を紹介する連載企画『Mix for Weekenders』。

ベストサマーチューン 2018 Selected by Stupid Kozo

FNMNLの夏の恒例企画『ベストサマーチューン』。アーティストやブランドデザイナー、ショップオーナーなどの方々が、思い思いの2018年の夏の1曲をピックアップ。暑すぎる今年の夏のお供に選ばれるのは、一体どんな楽曲たち?

2017 Best Or Worst by ANI(スチャダラパー)

2017年も音楽、ファッション、それぞれのシーンの内外で様々なトピックが生まれた1年だったのは間違いなし。そんな1年をFNMNLに振り返る企画『2017 Best Or Worst』。アーティストやデザイナー、ショップオーナーなど様々なジャンルで活躍する方々に、個人的なベスト、もしくはワースト、もしくはその両方をピックアップしてもらい激動の2017年を回顧する。

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。