小学生たちがTee Grizzleyの"First Day Out"に乗せて勉強についてのやる気をラップする動画が公開

子どもたちに悪影響を及ぼす、などと言われてしまうこともあるヒップホップであるが、勉強へのモチベーション高めるために使われることもあるようだ。

ウィスコンシン州の都市・Milwaukeeのとある公立学校の教師・Terrance Simsは小学生たちの勉強へのモチベーションを高めさせるためにヒップホップを使っているという。小学6年生の生徒たちが、Tee Grizzleyの昨年のヒット曲、"First Day Out"に乗せてラップを披露する動画をぜひチェックしていただきたい。

このクラスが作った"Excellence First!"のミュージックビデオは、2人の女子生徒のラッパーをフィーチャーしており、彼女たちは学校や勉強についてを優等生的でポジティブな視点からラップを披露している。ビデオは教室や校庭など学校内の様々な場所を移動しながら進んでいく。途中、廊下などで"Ph.D."という文字の前で生徒たちがラップしているシーンがあるが、"Ph.D."とは日本でいう「博士号」のこと。勉強への高い目標が高らかに歌われている。

女子生徒たちがラップするのは、学業生活についてや隣の生徒を励まし勉強に集中させることについてだ。また、彼女たちは自らのテストの高得点をアピールし、彼らが目標に向かって頑張っていることや、クラスのトップであることをポジティブに表現する。

YouTubeのコメント欄には、「これは私たちの未来だ、とても誇りに思う」、「子どもたちよ、よくやった。将来のためにガツガツ頑張ってくれ」、「そこらのラッパーよりこの子たちの方がうまいね」など賞賛のコメントが集まっている。

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