A Tribe Called Questが「これが最後のライブになる」と先週末のライブ中に発表
土曜日、イギリスの音楽フェス『Bestival Festival』にて、A Tribe Called Questのステージ中にメンバーのQ-Tipが「A Tribe Called Questとしてライブをするのはこれが最後だ」と、ファンに向けて宣言した。
90年代から活躍してきたA Tribe Called Questは昨年末、18年ぶりの新アルバム『We Got It From Here…Thank You 4 Your Service』をリリース。その半年前にメンバーのPhife Dawgが糖尿病が原因で他界したこと受けて、今回が最後のアルバムになると公言していた。今年に入り、ツアーを行ったが、ツアー中も「Tribeとしてはこれっきりだ、俺らのブラザーPhife Dawgに敬意を払わなければならない」と言及していた。
そして先日『Bestival Festival』の公演で、“Whateva Will Be”をパフォーマンスしている途中で観客に向かって、これがA Tribe Called Questとして最後のショーになると発表。グループとしては27年間のキャリアに幕を閉じることになる。
Q-Tipは「27年間、何年も支えてきてくれてありがとう」とファンに向けてメッセージを送った。
A Tribe Called Questは1998年に『The Love Movement』をリリースして以来18年間アルバムを発表せずに各メンバーはソロ活動などを行っていた。2013年にKanye WestのYeezusツアーを最後の公演にすると言及したが、その後『We Got It From Here…Thank You 4 Your Service』制作のために再会し、18年ぶりの音源を発表し20年ぶりにチャート1位に輝いた。Phife Dawgの他界もあり、今回のライブが最後になるという宣言は恐らく覆さないだろう。