Joey BadassがHot 97に出演しNYのラジオ局を痛烈に批判「NYのラジオ局は何年も止まったままだ」

ニューアルバム『All-Amerikkkan Badass』を本日リリースしたばかりのラッパーのJoey Bada$$が、地元NYの名門ラジオ局Hot 97の番組に出演し、同局を含めNYのラジオ局を痛烈に批判した。

Bada$$はNYのラジオ局が、ここ何年もずっと止まったままで成長していないと指摘、さらに音楽業界でアーティストと業界関係者の間で溝が出来ているもあわせて語っている。

「年寄りたちは古いやり方のままやって、新しいアーティストは自分たちのやり方でやっている、それで新しいアーティストが勝っている」と話すBada$$は、フォーカスをNYのラジオ局に合わせる。Hot 97への愛情を示すBada$$だが「NYのラジオ局には、新しいEbro、Funk Flex、Peter Rosenbergが必要だ。彼らはずっと同じ椅子に座ったままだ」と世代交代の必要性を訴える。

さらに「成長させていかないと、若手を育てないと、あなたたちのやり方は変わってない。おれのやり方だとNYのラジオ局はここ何年もずっと止まったままだ。ずっと同じ。他のみんなに負けちゃってるんだよ。アトランタに負け、LAに負け、なぜかわかる?LAもアトランタの連中も若い奴らを巻き込んでやってるんだ、そしてちゃんと地元のアーティストをサポートしているんだよ。地元のポピュラーなアーティストだけじゃなくてさ。いかなる理由であっても、それは否定できない」とNYのラジオ局が、しっかり地元の若いアーティストをサポートできていない現状に対し、辛辣な批判を加えた。

Bada$$はHot 97のFunk Flexの番組についても言及し、「Funk Flexへのディスじゃないよ、でもFunk Flexはネットでバズる曲しか知ろうとしない。バズるまで何ヶ月も放置だ。Funk Flexだけじゃなくて、大抵のラジオがそうだよな」とも話した。Bada$$のインタビューはこちらで見ることができる。

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