アメリカの複数のラジオ局がハッキングを受け、YGの「FDT」がプレイされ続ける

ラッパーのYGは大統領選挙の結果を受けて、トランプ大統領が誕生した際に「"FDT(Fuck Donald Trump)"は今後4年間のアンセムとなる」というツイートを行った。

誕生から1ヶ月も経たないうちに、強硬的で、独善的な政策を連発するトランプ大統領の元でYGのツイートは現実になりつつある。これまでアメリカ市民として普通に生活をしていた人々が、トランプ政権下では差別やアメリカへの入国ができない危機に脅かされながら生活をしなければならない状態になりつつある。

そんなトランプ政権下でのアメリカで"FDT"が象徴的な1曲であることを証明するような事件が起きた。

トランプ大統領就任式の日、テキサスやケンタッキーの複数のラジオ曲がハッキングを受け、"FDT"がループでプレイされ続けたのだ。

時間にするとわずか30分程度のことだが、6連続で同じ曲が流れ続ける自体に困惑したリスナーがTwitterにも投稿を行っている。

これらのハッキングに、関連性があるかないかは現時点ではわかっていないが、ハッキングを受けたすべてのラジオ局が同じトランスミッターを使っていたという。

YGはこの件に関して直接コメントは行っていないがTwitterでは、連日トランプ大統領への怒りを爆発させている。

 

 

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