Murloの「異世界のサウンド」をテーマにしたミックスが公開

MUSIC  2016.04.19  FNMNL編集部

グライム、ダンスホール、R&B、ヒップホップなどをクロスオーバーさせ、数々のヒット曲やリミックスを生み出し続けるロンドンのDJ/プロデューサーのMurloが"The Sound of Other Worlds”(異世界のサウンド)というテーマでラジオ番組にDJミックスを提供した。

ロンドンの最重要インターネットラジオ局Radar Radioにて、アンビエント/ニューエイジのNew Atlantis India Jordanがホストを務める "The Sound of…”シリーズは、毎月替わりのユニークなテーマにそってDJ Mixが放送されている。これまでに"The Sound of Sleep”, ”The Sound of Evolution”, “The Sound of Summer”, “The Sonnd of Time”など、興味深いテーマを扱ってきた。クラブシーンで活躍するDJらもゲストで登場し、これまでにロンドンレーベルLocal ActionからもFinnやTom Leaが出演している。

Murloが、自分で作ったクロノトリガーのリミックスをプレイしているところにIndia Jordanが居合わせ、今回の出演に繋がったとのことだ。彼女自身もプログラム前半を担当し、自然史博物館でのフィールド・レコーディングやNASAのボイジャーが土星の輪を回っている時に採取されたサウンド、太陽系の周波数のオーディオサンプル、ケルトの神話音楽、ゼルダの伝説時のオカリナなどを含んだMixを披露している。

Murloは、ヒッグス粒子や原子、DNAのモデルをサウンドへと変換したサウンドスケープのセクションからはじめ、蜂の巣の中の音、蜂やセミの音のサンプリング、鷹とカラス、そして人間世界へとミックスを進める。自身の"Furies Call”やクロノトリガーのエンディング曲のリミックス、新進気鋭のプロデューサーOdekoの”Setsuko"、攻殻機動隊のサウンドトラックを通過して、NASAが宇宙で採取した音、そして、ロシア出身のゲーム音楽作曲家のKirill Pokrovsky、ニューエイジ音楽家Paul Warnerの"The Interplanetary Voyage to Arcturus and Other Compositions"でMurloの旅は締めくくられる。

現在ロンドンの自然史博物館で開催中の”Otherworld"は、NASAが撮影した太陽系の写真とBrian Enoの音楽で構成されている。India Jordanは、その展示に捧げられたBraian Enoの言葉を引用する。

私達は、空間を音の経験としてでしか想像することができない。つまり空間に対する感情を音楽に翻訳することしかできないのだ。

トラックリストやインタビューなどはこちらで確認することができる。

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