The Most Memorable Thing from the 2010's Selected by PHINGERIN

早くも年末到来ということで、恒例のFNMNLの年末企画がスタート。今年は2010年代も終わりということで、この10年間の中でもっとも印象的だったことをFNMNLと関係の深い方々に訊いていきます!題して『The Most Memorable Thing from the 2010's』。印象的な音楽作品や個人的な思い出まで、どんな出来事がチョイスされていくのかお楽しみに!

今回は、パジャマの手売りから始まり、現在では”Relax, Light, Modern” をテーマにカジュアルウェア全般を手がけるファッションブランドPHINGERIN。

 

The Most Memorable Thing from the 2010's Selected by PHINGERIN

“Mini-Fest at Deep Blue, Vancouver ”

コメント

Phingerinは、2009年6月にスタートしているので、この10年の沢山の瞬間の中から印象的だったことというのをひとつに絞るのが難しいですが、積み重ねの中での10周年をロウキーに冠しての企画で今年バンクーバー、カナダ行ったMini-Festというイベントを紹介します。これは10年間パジャマを中心に睡眠のためのナイトウエアにフォーカスしてきたPhingerinによりローンチされた、就寝前の楽しみのための「プレ・スリープ」イベント。

100%アーティストオーガナイズの稀有なインディペンデントヴェニューである、Deep Blueでのイベントはリベラルな立ち位置を示す良い機会で、素晴らしいゲストや友達を招いて開催されました。フライヤーの幽体離脱してるスリーピーパーソンのモチーフは睡眠から広がって飛び出すようなイメージ。

“Mini-Fest”開催されたのは2019年6月で、同月の末にパジャマのエキシビションをパリでも開催する事ができたところまでが、一続きで印象深い出来事でした。

(パリの展示会や、ハンガーをかけるハンガーのためのカバン、そしてビジュアルイメージより。)


 

2020年代はどのように過ごしたい?

2018年より運営している“CELLAR”というコンセプトスペースをリニューアルし、今月よりファブリックの販売もスタートし、できあがった製品を販売する、という事よりも更に広い意味でのウェアの提案を始めています。世界はあらゆる面であらゆる事が起きていますが、無視せずスリープウェアを触媒に自分たちの反応を示し、予定調和なく広がる10年となると良いです。

Info

12/12より、PHINGERINのコンセプトスペース”CELLAR”がパジャマショップとして、リニューアルオープンしています。ここでは、パジャマはもちろん、パジャマで使用しているオリジナルのプリントファブリックを販売しています。ファブリックにはブランドアイコンも付属しており、ご自身でPhingrinのアイテムを作ってみたり、他の様々な用途に生地を使ったり、様々な使い方を考えていただけます。また、店舗でもお時間をいただければ、ファブリックのカスタムサービスも承っています。

“CELLAR” 東京都豊島区東池袋5-52-16 B1 03-6384-4519 13:00 - 19:00 水曜日定休(オープン日時に変動がありますので、@phingerin のInstagramでご確認ください

PHINGERIN

PHINGERIN(フィンガリン)は2009年に、デザイナーTomoyuki Kobayashiが原宿周辺でドレスシャツ生地を使用したシンプルなパジャマを手売りすることからスタートし,現在では創業当時からマイナーなアップデートをしつづけている。パジャマのパターンをパジャマ以外のウェアにも落とし込み、“Relax, Light, Modern” を基本のテーマに、カジュアルウェア全般のレーベルとして運営中。

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