Tay-Kが殺人罪で再び起訴される｜成人扱いでの裁判がいよいよ開始か

2016年に起こした複数の強盗・殺人事件で裁判にかけられ、その内一つの事件の裁判では55年の服役刑を宣告されたTay-K。その後テキサス州に移送され、成人扱いでの裁判を控えていることが明らかになっていたが、今回テキサス州でも再び殺人罪で起訴されたことが報じられた。

Complexの記事によると、Tay-Kは今回2017年に23歳のカメラマンMark Saldivarを殺害した事件で起訴されたとのこと。事件自体は以前よりtay-Kに容疑がかかっていたことが報じられていたが、2年の時を経てようやく起訴に至ったようだ。以前彼が55年の服役を命じられたEthan Walker殺害事件と異なり、先述のように今回の裁判では事件当時16歳であったにも関わらず成人扱いでの裁判となるため、以前の裁判よりもさらに重い判決が見込まれている。

先月にはTay-Kの姉であるKayla Reneeが「私の弟は関わっていない殺人事件で55年の判決を受けた。“彼はそうしようとしていた”という理由で。その状況では引き金を引く必要が無かったというのに。（中略）Taymorが暴力を振るっていたところを見た人や証言した人なんていなかった」として、Tay-Kが殺人を犯したこと自体を否定し話題を呼んでいた。

しかしTay-K自身が楽曲やSNSで殺人を仄めかすような発言を繰り返しており、代表曲“The Race”のリリックを殺人の証拠として裁判所が扱うなど、「彼が殺人を犯した」という認識自体が覆ることは今後も無さそうだ。

果たして今回の裁判ではTay-Kにどのような判決が下るのだろうか？