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愛知で開催されたフェス『NAMIMONOGATARI 2021』が感染対策のガイドラインを守らずに大きな批判を浴びる | 来年以降は県施設の使用は不可能に
昨日8/29(日)に愛知・常滑市の愛知国際展示場で開催された野外フェス『NAMIMONOGATARI 2021』が大きな批判を集めている。
国内の世代を超えた人気ラッパーが出演した『NAMIMONOGATARI 2021』だが、観客やアーティストがSNSにアップした画像や動画で、マスクなしでの大声での歓声や、密集、アルコールの提供など、イベントにおける感染症対策のガイドラインの不徹底が指摘されていた。
その結果として、本日開催地域の首長たちがイベントの主催者に抗議を行なったことを明らかにした。
常滑市の伊藤市長は、「国や県の要請、ガイドラインも全く守られていない、極めて悪質なイベント」と指摘し、遺憾の意と今後二度と「りんくうビーチを使用させない」旨を記した抗議文を主催者に送付すると発表。
また愛知の大村知事も厳重な抗議と共に、県内の行政関連施設を今後使用させないことを通告したと記者会見でも発表し、Twitter上でも報告した。
現在のところ、一部の出演者などからの謝罪などはあったものの、主催者である「NAMIMONOGATARI」実行委員会からは状況報告や声明などは出されていない。近年大きな成長を遂げていたヒップホップシーンだが、今後も現在の社会状況を無視した無責任な姿勢を続けてしまえば、培ってきた人気や信頼を失うのは一瞬だろう。