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昏睡状態から回復するとスペイン語がペラペラに。しかし同時に英語をすっかり忘れてしまっていた少年
米ジョージア州、アトランタから奇妙なニュースが届いた。そのニュースとは、昏睡状態から復活した少年が目をさますと、一度もしゃべったことがないスペイン語がペラペラになっていたという不思議なニュースだ。しかも、少年は母語である英語をすっかり忘れてしまっていたという。
ある少年とはReuben Nsemoh。サッカーのプレイ中、キーパーのポジションを守っていた彼はペナルティ・エリア内で他のプレイヤーと衝突し頭を強打。呼吸断続的に途絶え、生命の危機に。コーチがメディアに話したところによると、意識が回復して、吐く、ということを続けていた。
そして少年に意識が完全に戻った。一同が安堵したのもつかの間、彼は英語を全く話すことができなくなってしまっていた。その代わりに、驚くべきことに、スペイン語がペラペラになっていた。
しかし数日が経過し、彼は徐々に英語が話せるようになってきた。それに連れてスペイン語が話せなくなっていったという。
少年は「無意識のうちに兄弟が友達とスペイン語で会話していたことを覚えていたのではないか」と分析している。
彼は家で静養中とのこと。プロのサッカー選手になるのが夢だ。コーチはヘッドギアを付けて少年をピッチに戻ってもらおうと考えている。
言語習得は一日にしてならず。そしてスポーツをする時は怪我に気をつけて。というのがこのニュースから得られる教訓だろう。
via INDEPENDENT