前回のMayu Kitazawaに続き、今回はプロデューサー、DJとして活躍中で、アルバム『Dwellers Of The Seabed』をリリースしたばかりのStones Taroが最近見つけた5曲を紹介。
1. Pearson Sound - "Hornet"
今年の『RDC』(『Rainbow Disco Club』)でもHessle Audioの一員として来日したPearson Soundの新譜です。どの曲も涼しさを感じて気持ちいいです。メインパートがサブベースと乾いたスネアで構成されていて、実質自分の大好きな90s中期のジャングル。キックよりベースで踊らせる感覚は最近自分も大切にしているのでピンと来ました。ここ最近、別名義Ramadanmanも含め彼の旧譜を聞いてました。自分の作風に非常に影響を与えたアーティストの1人です。先日彼のラジオで私の新作がプレイされていて嬉しかったです。
5. DJ Polo, Breaka, Swordman Kitala - "Dance Hall Again"
DJ Polo、Breaka、Swordman Kitalaと僕の大好きなUK Funky関連のプロデューサーたちがEPを出すということで、どんな曲になるんだろうと聞いてみたのですがDance HallのグルーヴにAmapianoがミックスされたフレッシュなビートで最高でした。元々Breakaのベースのフレーズ&音使いがセクシーで大好きなのですが、この曲でもガッツリBreaka節が生きていて嬉しくなりました。
Stones Taro 京都在住のDJ/プロデューサー。90年代のハウス、UKガラージ、ジャングルにインスパイアされた楽曲を世界中のレーベルから多数リリース。Scuffed Recordings、Shall Not Fade、Hardline Soundsなど現行UKアンダーグラウンドシーンを担う主要レーベルから次々と12インチレコードを発表。日本在住ながら現行UKシーンの重要プロデューサーとして扱われる稀有な存在に。 またStar Festival、Rainbow Disco Club、そしてFuji Rock Fes.などの国内主要フェスへ出演、2023年には初のUKツアーを実現し、DJとしても高い評価を受けている。 2017年より、同じく京都在住のDJ/プロデューサーであるLomaxと共に、京都拠点のダンスミュージックレーベル「NC4K」の運営を開始。継続的なリリースとパーティ開催を重ね、国内外を繋ぐ重要レーベルとして注目を集める。 Ben UFO、Objekt、Nia Archives、Om Unit、Conducta、Breaka、Or:laなど、ダンスミュージック最前線のプロデューサーたちからサポートを受けている。
The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。
【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない
Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。