Jordan RakeiがNinja Tuneから新作『What We Call Life』を9月にリリース
Tom MischやLoyale Carnerなど同郷ロンドンのアーティストやCommonとのコラボレーションでも知られるシンガーソングライターのJordan Rakeiが、ニューアルバム『What We Call Life』を9/17(金)にリリースする。
本作『What We Call Life』では、Rakeiは音楽表現の幅をこれまで以上に広げており、ネオソウルとヒップホップが核にありつつも、エレクトロニックとアコースティックを、そして骨太なグルーヴにアンビエントな雰囲気をからめ、より豊潤かつ、きめ細やかで、質感に富んだものを生み出している。自身のデモから制作していた前作までとは異なり、初めて、創作プロセスの最初から最後までフルバンドと共作した。
『What We Call Life』は、かつてないほど自身の内面を掘り下げた作品となっていて、ニュージーランドで生まれ、オーストラリアで育ち、そしてロンドンを拠点とするアーティストが紡ぐその歌詞は、セラピーを通して自己について学んだことをテーマにしている。
問題に取り組んでいるうちに、セラピーで学んだ様々な教訓をぜひ自分の音楽で紹介したいと思い始めたんだ。子供の頃のことだとか、両親や兄弟との関係や、ロンドンで自立したこと、新婚生活のこと、両親の夫婦関係と比べた自分の夫婦関係への理解だとか。自分の脆さを囲む壁に体当たりして正直になりたかったんだ。 - Jordan Rakei
本日先行で発表された「最も内面的」な楽曲"Family"や、ジョージ・フロイドの死後に世界中で巻き起こったBLM運動について歌った"Clouds"にも表れている。この曲では、自身の混血としての出自(父は太平洋諸島人で母は白人)と、西側社会で白い肌を持つがゆえに 与えられた恩恵についても歌う。
例の運動のおかげで、この点についてたくさん考えることができた。そしてセラピーのおかげでそれについて書けるようになった。以前だったら、こういったことにここまで率直にはなれなかった - Jordan Rakei
『What We Call Life』のアートワークを作成したのはカナダ出身、LAに拠点を置くアーティストのジャスティン・タイラー・クローズで、彼はRakeiのアルバムのテーマに共感しているアーティストだ。作品は遠隔撮影セッションで製作され、Rakeiがインターネット経由で送ったイメージをスクリーン上に投影し、それをクローズが撮影したのだ。
Info
label: Ninja Tune
artist: Jordan Rakei
title: What We Call Life
release: 2021.09.17 ON SALE
商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11939
商品ページ(クリア・ブラック・ホワイト・スプラッター盤): https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11940
tracklisting:
- Family
- Send My Love
- Illusion
- Unguarded
- Clouds
- What We Call Life
- Runaway
- Wings
- Brace
- The Flood
- The Flood (Acoustic) [Bonus Track]