GoldLinkがMac Millerの剽窃を告発した件について「彼は俺の親友だった」と釈明

今週水曜日、昨年10月に命を落としたMac Millerが生前自身の楽曲を剽窃していた、との主張をGoldLinkが行い物議を醸したことが報じられた。騒動が大きな話題となる中、GoldLink自身がライブ中に自身のコメントについての釈明を行なっている。

Complexによると、GoldLinkは昨日開催されたライブにて「一つ言わせてくれ。Mac Millerはこの世界の中で一番の親友の一人だった。この業界の中で、今日に至るまでずっとな。Mac Millerがいなければ、GoldLinkも存在しなかった」として、自身があくまでMac Millerに対して感謝の気持ちを持ち続けていることを説明。続けて「俺は今、このクソみたいなことを繰り広げてる奴らの犠牲になってるんだ。言いたいことを好き勝手言ってくれよ(中略)知らない奴らが言うことなんて気にしない。Mac Millerについての投稿は全て愛についてのものだし、あいつは本当の兄弟のようだった。パクられたとか、そんなことについてじゃない。俺は“コピー”なんて言葉は使ってない。“盗まれた”とも言ってない。重要なのは、Mac Millerが『Divine Feminine』を作ったってことだ。素晴らしいアルバムだった。彼が作ってくれたケーキは、ゲームの中の若手だった時に最もハートウォーミングな出来事だった」「彼は俺が会った中で最もリアルな男だ。誰が何と言おうと気にしないよ」と、改めてMac Millerとの思い出を語っている。

問題となった投稿でもMac Millerと彼の交流や思い出は語られていたが、GoldLinkのアルバム『and after that we didn’t talk』とMac Millerの『Divine Feminine』の間に類似点があったことでGoldLink側に不満が生まれてしまったことが明かされていた。中でもGoldLinkの“Unique”とMac Millerの“Dang!”は共にAnderson. Paakをフィーチャーしているなどの部分が被ってしまっており、先に作られていたのが“Unique”だったためGoldLinkの中に猜疑心が生まれてしまったようであった。今回の騒動を受けてAnderson. Paakは「俺をフィーチャーしたのはお前が初めてじゃない」とGoldLinkを批判していたが、今回GoldLinkによってなされた釈明を受けた彼の意見も聞いてみたいところだ。

GoldLinkとMac Miller、二人の間の複雑な関係が垣間見える出来事であった。

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