Big Seanが故Nipsey Hussleを殺害したと見られる容疑者に対し「お前は一時的な問題を解決するためだけに取り返しのつかないことをした」と非難

今年の4月1日、銃撃を受け、突如としてこの世を去った故Nipsey Hussle。彼に対してはYGをはじめ、Snoop Doggなど多くのアーティストが追悼を行い、ヒップホップシーンは彼を失った悲しみに包まれた。そんな中、Big SeanがNipseyを殺害した人物に対して自身の考えを述べている。

今週月曜日、彼は自身のInstagramに動画を投稿。

 

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「この考えはNipseyの葬儀以来俺の頭の中にずっとあったんだ。いや、実際彼が亡くなってからずっとあった」と語り始めたSeanは「俺がNipseyを殺した奴も含め、人を殺した奴に対して言いたいのは、お前らは一時的な問題を解決するためだけに取り返しのつかないことをしたんだよ」と殺人犯を非難した。要するに彼は、殺人を犯した者は金銭や私怨など自身の一時的な問題を解決するためだけに、相手の一生の時間を奪っているということを言いたいのだろう。

また、彼は誰かを殺害するということは、殺害された人の子供達にも影響を与えると語っている。Seanは「俺たちが人生の価値というものをしっかり理解しているかは分からない。だけど、誰かの命を奪うとき、それはその誰かの家族の人生を妨げることになる」と述べ、続けて「何が言いたいかっていうと、俺は俺の母親のため、そして俺自身や兄弟のために祖母が働いてくれていたという事実を分かっていた。俺にはまだ子供はいないけど、俺は既に子供やそのまた子供のために働いているんだ。誰かの命を奪ったとき、すべてが後退してしまうんだ。何のためにそんなことをするんだ?もっと上手く伝えられたんじゃないか?」と人を殺すという行為そのものに疑問を投げかけた。

さらに「俺は男性、特に黒人男性はある方法でコミュニケーションをとるように教えられていることに気づいた。俺たちはタフでいるように教えられ、暴力やそのような事を通して復讐することを教えられたよな」と語り、続けて「でも、俺達は分かってる。このままじゃ王を失い続けるだけだ。キング牧師を失い、マルコムXを失い、Nipsey Hussleを失った。あとは誰を失う?」として、今後は取るべき姿勢を変える必要があるという考えを述べた。

動画の全編を通して落ち着いて話す彼からは、思いを伝えようという姿勢がうかがえる。Seanが動画で語ったことは至極真っ当なことであり、アメリカだけでなく、全世界に共通する問題だと言えるだろう。彼の動画をきっかけに、少しでも多くの人の考えが変わることを願うばかりだ。

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