Big Seanが「今ラッパー同士がビーフをすることには意味が無い」と語る

近日中にニューアルバム『Detroit 2』をリリース予定のBig Sean。そんな彼が、ラッパー同士のビーフについての持論を語り話題を呼んでいる。

Geniusによると、Vultureのインタビューに応えたBig Seanは「リスペクトしている二人のラッパーがビーフをしていたらどうするか」と尋ねられ、「俺たちは人間だし、それは彼らが自身がどうするかに任せるよ。今はもう、ビーフをすることは深いものにならない限り生産的じゃないと感じるんだ。“こいつが何かを言ったらしい。よし、ビーフだ”みたいな時にはな。今はトランプの野郎が俺たちの権利を奪おうとしている。あのクソ野郎は俺たちを殺そうとしているんだ。緊張や誤解がある場合は、コミュニケーションをするのが一番だよ。誰かが自分の家族を殺そうとしているのとは訳が違うんだ」と語った。要するに自分たちがこれまで以上に厳しい状況に置かれている現在、ラッパー同士が少しの行き違いやいざこざでビーフをすることには意味が無いと彼は言いたいのだろう。

これまでにアンチから多くの批判を受け、また様々なラッパーからのディスも受けてきたBig Sean。中でもKendrick LamarがBig Seanの楽曲“Control”にフィーチャーされた際に、Big Seanをも含む多くのラッパーをディスした際には彼とKendrickとの関係悪化が噂されたが、その時の気持ちについて彼は「なんでもなかったよ。それが何なのかさえ知らなかったんだ。俺たちの会話は愛に満ちていたよ。それがみんなのやるべきことだ。誰かとコミュニケーションが取れないような状態になってはいけない。特に以前俺の家に来たことがある人や俺のママの家に招いた人、俺と音楽を作った人とはな」と、実際のところ彼らの間には緊張など無かったことを説明している。

Kendrick Lamarのヴァースが現在まで語り草となるほど優れたものだった理由も、曲中に繰り出されるディスがリスペクトの込もったものだったからだろう。彼がBig Seanとフィーチャリングで参加したJay Electronicaを食ってしまったことでも話題となった“Control”だが、Big Sean自身はそのことを気にしていないようだ。

 VultureによるBig Seanのインタビューはこちらから読むことができる。ニューアルバムの内容も気になるところだ。

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