【インタビュー】田我流 『Ride On Time』| 3つのルールで作り上げた最高傑作

田我流がニューアルバム『Ride On Time』をリリースした。本作は、ソロアルバムとしては『B級映画のように2』から約7年ぶりとなる3rdアルバム。決して短くないブランクを経て、田我流が辿り着いた場所はどこだったのか? 今回のインタビューでは、Falcon a.k.a. Never Ending One Loop名義で、大半のビートメイクも自身で手がけた田我流の内面に深く迫った。

取材 : 宮崎敬太/和田哲郎 文 : 宮崎敬太

写真  : Yukitaka Amemiya

ビートメイカー・Falcon a.k.a. Never Ending One Loopになるまで

- 『B級映画のように2』から7年ぶりのアルバムが完成しました。かなりブランクが空きましたね。

田我流 - そうですね。でも『B級』は俺にとってのブレイクスルーだったから、かなりがんばってたくさんライヴやったんですよ。その後にstillichimiyaのアルバム(『死んだらどうなる』2014年)をやって、さらにバンド(『田我流とカイザーソゼ』2015年)があって。あとはミックスCD作ったり客演と単発のライヴをひたすらって感じかな。ライヴに関しては今もほぼ毎週末くらいのペースでやってます。俺、基本的になんでも手が抜けないから、二つのことが同時にできない。あとずっと一緒にやってたYOUNG-Gが頻繁にタイに行くようになったあたりから、俺も自分でビートを作れるようにしようと思ったんです。ゼロからラフミックスを作れるとこまで勉強しました。それからアレンジも覚えて。ライヴ用にトラックをエディットしたり、出音の調整をしたり。そういうことも全部できるようになんなきゃなって。

- 一緒に作業をしていた人の不在は大きかった?

田我流 - そうですね。とはいえ、こういうのって誰にでも起こりうる話だと思う。例えば、共同経営者が、お母さんの面倒をみるために地元に帰らなきゃいけなくなった、みたいな。ビートメイクに関してはほとんど知識がなかったから、本当にゼロからこつこつ勉強してます。しかもやるからにはクオリティ低いものなんて世の中に出せないし。あとレコーディングとか。今回のアルバムの本録りは外のスタジオでやりましたけど、今後はそれも含めて全部自宅でできるようにしたい。

- 誰かに助言を受けたりしたんですか?

田我流 - DJ UPPERCUT氏にはお世話になりましたね。俺はLogicというソフトを使ってるんですけど、使い方やいろんな機能を教えてもらったり。本当に我が師、マスター・ヨーダって感じ(笑)。

- DJ UPPERCUTさんとはどのようにつながったんですか?

田我流 - 鎮くん(鎮座DOPENESS)のバンドメンバーなんですよ。俺、よくセッションに誘ってもらってて。その時に「ビートメイクの勉強をしてる」と言ったら、いろいろビートを聴かせてくれて、それが全部めちゃくちゃカッコよかったんですよ。「あ、ここにヤバい人いた」って。

- 彼がプロデュースした"Wave feat. C.O.S.A."が個人的には一番好きな曲でした。

田我流 - あの曲はサンプリングの部分は俺が組みました。サビが6回しになってるのが気に入ってます。一応それ以外もラフに組み立ててUPPERCUT氏に投げたんです。そしたら全然違うものになって戻ってきました(笑)。あのシンセもUPPERCUT氏が入れたもの。でもトラックダウンする前まではもっと別の音が上にかぶさってて。よくよく聴いてたら「なんか新しい音が入ってるな」って気づいて、サンプルを抜いてシンセをいかしました。あとこの曲は、よく聴くとローの鳴り方が波みたいに寄せては返すような感じになってるんです。そういう細かいとこも含めて、「DOPE……」って感じの仕上がりになりました(笑)。

- 結構複雑なやりとりがあったんですね。

田我流 - うん。最近はいろんな作り方があるんですよ。例えば"Broiler"は最初にAutomatic氏からデモをもらって、俺がヴォーカルを入れて、さらにそこからAutomatic氏が作り込んでくれてるんです。でも最終的にはAutomatic氏にLogicのセッションデータごと送ってもらって、俺が抜き差ししてます。仕上がりを聴いたAutomatic氏は「ちょっとシンプルすぎるんじゃない?」と言ってて、そこは申し訳ないと思ったんだけど、俺の中ではヴォーカルを入れて仕上げた感覚だったから、そこに新しい音が足されるとちょっとしっくりこない部分が出てきちゃって。

- 田我流さんというとラッパーのイメージが強かったけど、今回の『Ride On Time』ではビートメイカーとしてもかなりすごいところまで到達しちゃってるんですね。

田我流 - すごいかどうかは別としても、自分の納得できるレベルまではやれるようになりました。2曲目の"Hustle"なんかはもともと全然別の2曲を組み合わせてる。その2曲はAce-upが作ってるんです。彼はジュークのビートメイカーで、たしか知人の結婚式で知り合って、後日デモを聴かせてもらったんです。そしたら気に入った2曲のBPMが近いな、と思って、実際測ってみたらまったく同じだったので、くっつけちゃったんです。でもまとめるのはかなり苦労しました。Ace-upの色の残しつつ新たに展開を作って。ドラムの音をかなり差し替えたりとか。

『Ride On Time』と3つのルール

- "Hustle"はいつ頃作ったんですか?

田我流 - 2番目。最初にできたのが"Vaporwave"ですね。

- えっ? あの曲が出たのは去年の夏でしたよね? じゃあアルバムを作り始めたのはいつ頃だったんですか?

田我流 - 実制作は12月から2月までですね。さっきも言ったけど、俺は二つのことを同時にできないんです。制作のためにライヴをやらないとその分、経済的に厳しくなる。だからスケジュールを詰め込んで一気にやるしかなくて。

- 久しぶりのアルバムで、しかもサウンド的にもバラエティに富んでたから、いろんなものをじっくりと吸収して、時間をかけて作ったのかと思ってました。

田我流 - この作品には3つルールがあって。それは「心の声に従うこと」「期間を決めてその時期に会った人が自分に必要だと考える」「2つを踏まえた上で流れに身を任せる」。これはCDのブックレットに制作後記が載ってるので、ぜひ読んでもらいたいです。例えばKM君とイベントで知り合って仲良くなって、彼と曲を作った、みたいな感じ。いままでの話に出てきたAce-up、Automatic氏、UPPERCUT氏、みんなその時に出会った人たちなんですよ。客演もそうで、C.O.S.A.もKBも釣り仲間でその期間に会ったから参加してもらった感じ。「日々の暮らしの中で何気なく誰かと出会う人やことが、俺の人生にとっての導きじゃないか?」と考えたんですよ。そしてその流れに乗ったんです。タイトルの『Ride On Time』にはそういう意味があります。だから今回は誰かの意見は全部無視して、自分の心の声だけに従いました。そしたらこれができた。ちょっとした実験ですね。家庭があるから、普通にお金の問題もあった。でも無理にお金を掴みに行くことはしないで、流れに身を任せたらどうにかなったんですよ。

- そのルールはいつ決めたんですか?

田我流 - 「Ride On Time」という言葉が降りてきた去年の9~10月くらいですね。でもその前くらいから、なんとなくイメージはありました。去年の8月にイベントで初めてちゃんとKMに会って、すぐ意気投合して"夜のパパ"を作った。今回の"Anywhere"もその流れ。Ace-upは友達の結婚式に行った時に向うから話かけてきたのがきっかけ(笑)。ビートを聴いて云々、みたいなことじゃなく、まず人。でもそれで何ができるのか、自分でも見てみたかったんですよ。

- EVISBEATSさんの参加もそう流れですか?

田我流 - うん。エビスさんとはよく電話するんですよ。あとVaVaちゃんも夜中に長電話します。VaVaちゃんは、去年の8月に主催したイベント『Prelude To Ride On Time』に出てもらったのがきっかけですね。

- すごい作り方ですね。

田我流 - 簡単に言えば、今いるこの取材部屋にあるものだけで作品を作った、みたいな感じ。流れを信じるだけっていう。

- でもそこでジュークのAce-upとか、NTsKiに出会ってしまうのが田我流さんらしいですね。いわゆるヒップホップだけじゃくて、音楽の幅が広いというか。田我流さんは昔、実験音楽のバンドをやってたこともあったんですよね?

田我流 - そうですね。高校の時にラップを始めて、そのあとサイケ、フリージャズ、ノイズみたいな感じのにはまって。アメリカに留学して、二度目のヒップホップのブームが来て、これでやって行こうと思ったんです。でも当時のシーンは今よりも硬直してた。おしゃれな格好して、ラップやってる先輩がいて、そこで下積みして、みたいな感じじゃないと、どんなにラップが上手くても、シーンに入っていけなかった。当時の日本のシーンはまだ音楽的にそんなに広さと寛容さがまだなかった。だから俺もそのフォーマットに合わせたんです。会社に入っていろいろ仕事を覚える感じ。新入社員がいきなり自分のやりことだけをやれない、みたいな。でもそうやって学んでいくうちに、いろんなことが重なって自由な状況ができあがってきた。特にSEEDA先輩とISSOさんが「コンクリートグリーン」を始めたりして、あそこから状況がかなり変わったそれから時間が経って、今自分がビートを作るって段階になったら、やっぱりもともと自分の中にあったヒップホップ以外の雑味を加えたかったんです。

- では今回のアルバムの作風という部分では、自分でビートを作ったというのがもっとも大きな変化だったんですね。

田我流 - うん、それは間違いないと思います。

何かを見つける旅の行程を描いた作品

- 制作で詰まった部分はありましたか?

田我流 - 歌詞ですね。壮大で意味不明な心の旅をどうやってわかりやすく表現するかっていう。

- どうやって進めていったんですか?

田我流 - 作ったビートをガッツリ聴いて書く、というよりは、むしろビートを聴かずに日常生活を送ることに重きを置いてました。ドライヴ行ったり、Netflix観たり、釣りしたり。で、そこから大切なことを抽出する。ある程度溜まったら、キーワードとビートの共通項を探って、言葉に落とし込みました。今回は制作のルールがあったので、ちょっと特殊ではあったんですが。

- もはやコンセプチュアルアートですね。

田我流 - そうかもしれないですね(笑)。実はこういうこと自体は結構前から考えてはいたんですよ。でもすごく漠然としていたから、形にできなかった。あと俺はイメージが明確になってないと歌詞が書けない。今回もアルバムの始まりと終わりのイメージが決まるまでは、全然歌詞が書けなかった。

- アルバムの実質的な始まりとなる"Hustle"は、日本社会の現状をユーモラスに描いた曲ですよね。では、終わりの"Anywhere"の内容はどのように決まったんですか?

田我流 - ちょっと前にライヴでフランスに呼ばれたんですよ。その時にパリの街角でKMが作ったいろんビートを聴いてたら、なぜかフランスの景色にバッチリハマったんです。それこそ"Anywhere"の元になったビートを聴きながらエッフェル塔を眺めたりして。その感覚を思い出したんです。どん詰まりの日本から始まって、パリで感じた「どこまでも行ける」という自由な開放的なイメージ。それで終わろうって。

- 客演のNTsKiさんとはどのように出会ったんですか?

田我流 - どういう経緯か忘れたけど、彼女の"真夏のラビリンス"という曲は知ってたんですよ。そしたらたまたま友達が「良いよ」ってオススメしてくれて。で、改めて聴いたら楽曲のUKっぽい感じとか、歌のうまさとか、いろいろ最高だった。才能の塊。あとMVも超意味不明だし。彼女は京都の人なんですけど、たまたま東京でライヴをするという情報をゲットしたので、スカウトに行くことにしたんです。メールとかでもオファーはできるけど、俺はやっぱり実際に会って決めたいんですよ。そのイベントは新宿にあるPsychic VR Labという会社が会場でした。ノイズバンドが出たり、アンビエントがかかるような、ニューヨークのアートっぽいノリのイベント。そこでNTsKiちゃんに話しかけたらもう全然話が通じないの(笑)。すごくアーティスト気質な人で彼女をとりまくすべてが意味不明。でもそれが面白すぎたから参加してもらうことにしました。俺にとっては、そういうことのほうが大事だから。

- どのように制作したんですか?

田我流 - まず自分が歌詞を書いて彼女に送りました。それで空いてる所を埋めてくれてと頼んで。そしたら夜中に突然電話がかかってきて「明日東京でレコーディングできませんか?」って。俺も「えっ、明日? っていうか今日じゃん」ってなってそれで色々なスタジオに連絡したらOHMって友達のスタジオが空いてて、彼が助けてくれました。彼女はスタジオにワンフレーズと2つ位のメロディーのアイデアを持ってきてくれた。それに2人でいろいろアイデアを出しあったり、俺がディレクションしたりして、まず彼女の歌の部分を1日で作りました申し訳なかったのは、期限ギリギリだったので彼女に制作の時間を自分がちゃんと用意させることが出来なくて。どうにか出来たデータをKMにデータを送って「こんな感じだけど、どうにかなるかな?」って相談したら、結構びっくりするようなまとめ方をしてくれましたね。あっぱれです。俺からのオーダーは、元のメロディは生かしてほしいというだけだったんだけど、かなり大胆にアレンジして、ものすごく良い感じにしてくれましたね。

- この曲のあとに、ちょっと長めのインスト曲"Takarabako (Outro)"がありますね。

田我流 - もともとラップを入れようと思ってたけど全然書けなくて、最後まで残ってたんです。たまたま広島でライヴがあったので、新幹線で移動する時もビートを聴きながら、「歌詞どうしよっかなー」ってずっと悩んでました。ちょうど浜名湖過ぎたあたりかな。突然「この曲インストでいいや」って思ったんです。「『どこにでもいける』のその先を歌詞にできちゃったら俺はもうラップやる必要ないでしょ」って。だからこのアルバムは新幹線の中で突然完成したんです(笑)。

- さっき制作のルールの話を聞いて、今回のアルバムは「作品集」的な位置付けなのかと思ったけど、内容は『B級』同様、すごくしっかりとしたコンセプトアルバムなんですね。

田我流 - うん。頭からケツまで全部ちゃんと繋がってて意味があります。『B級』の制作は本当に辛かったから、そういうのはもうやめようと思ってたんだけど、結局また同じことをやってしまいました。だからきちんと辻褄が合うように、全体を調整する作業はめちゃめちゃやってます。しかもアルバムのストーリーはジャケット、ブックレット、CDの盤面と、その下まで、全部つながってる。

自分のルーツである2000年代頭のサウスヒップホップを突き詰めた

- このアルバムで描かれている世界はものすごくリアリティがあると思いました。現代の日本は一億総中流社会という幻想が打ち破られて、徐々に転落している最中。多くの人はそれをわかってるのに気づかないふりをしてる。社会には歪みが出てきてて、先行きも真っ暗。そういう社会でストレスを抱えてながらみんな必死で生きてる。今回のアルバムのすごいところは、みんなが漠然と持っているイメージをすべて言葉にしていること。日本社会における自分らしさとは? 日本におけるヒップホップとは?みたいな。

田我流 - それは俺が歳とってきて、複雑なレトリックを使うのがめんどくさくなってきちゃったのが関係してると思う。だから言いたいことはあえてシンプルなメタファーで表現しました。そもそも俺自身がシンプルな曲じゃないと聴く気にならないんですよね。だって最近は日常生活の情報量がめちゃくちゃ多い。その上でさらにあれこれ難しいことを言われても、全然心に響いてこないでしょって。

- そういう意味では、今回の作品はビートもシンプルですよね。あと田さんが最近好きと言ってた曲も、一昔前のサウスの人たちが多かった。

田我流 - そうですね。今回自分でビートを作るようになって、「自分が本当に好きな音楽は何か?」ってことを改めて考えてみたんです。そこで行き着いたのが、Three 6 Mafiaだった(笑)。ビートはとにかくシンプルで、歌詞も生きるために必要な最小限のメッセージしかない。とにかくスカッとしてる。Three 6 Mafiaの"Stay Fly"の歌詞とか、直訳でもいいんで読んでほしい。とにかくひどいです。でも一宮みたいなところに住んでるとすごくフィールできる。何にもないし、オラオラしてる人はいっぱいいるし。ヒップホップを聴き始めた頃はNASみたいなリリシストが好きだったけど、今の俺にはサウスがやたらとしっくりくる。それは多分都会で洗練されているものより、もっと自分にしっくり来る荒削りな部分があるからだと思います。今回のアルバムでは音もシンプルで聴いてて楽しくなるようなものにしたかったし。南部のいなたいファンクさというか。なおかついきなり口笛をぶっこんだりとか。そういうのはサウスと改めて向き合ったからできたものですね。

- "Deep Soul"ですね。イントロは陽気なのに、歌詞の内容はものすごくシリアスで内省的なんですよね。

田我流 - そうそう(笑)。今回のアルバムを作っていく過程で、自分にとってOutKastやUGKがいかに大きな存在だったのかを再認識しましたね。2000年代頭くらいのサウスって808のサウンドと南部のソウルとファンクが全部混ざり合ってて、すっげーファンキーなんですよ。今のサウスとはちょっと違う。

- この『Ride on Time』ではその感覚が現代にアップデートされていると、すごく感じました。

田我流 - うん。音の部分では自分なりに当時のサウスを突き詰めてますね。サウスのヒップホップは最近またさらに遡ってすごい聴いてて、Geto Boys、Goodie Mob、初期のUGKやOutKastなんかにもハマってる。92〜3年の音。俺はサウスのリズムが音楽的にすごく好きなんですよ。ヒップホップってみんなが思ってる以上にすごく複雑な音楽。しかも最近のラップは三連符と四連符を組み合わせてて。韻を踏む場所によっては、リズムの構造もより複雑になる。『ドラムライン』って映画があって、2000年代のサウスのヒップホップやJBなんかを黒人のマーチングバンドが演奏してるシーンがあるんですけど、もうリズムが凄い事になってるんですよね。スーパーフィジカル。今回のアルバムではそう乗れる要素も踏まえて、かつシンプルで風通しのいい作品にしたかったんです。

- 今回のアルバムは「日本語ラップの正統な継承者」という田我流のイメージを壊す作品ですよね。

田我流 - 客演とかでやるときは、相手から求められてるものを汲み取って、その人のフォーマットの中で最大限やるというのが俺のモットーです。でもこれは自分の作品だから。むしろこっちが本当の俺。しかも俺はもともとメインストリームより、外れたもののほうが好きだし。かなりひねくれたヘッズですね。今は世界のヒップホップを見てても、もはや正解なんて存在しないくらい自由になってる。だからもうそんなことにとらわれないほうが、単純に音楽を楽しめると思うな。

Info

<Ride On Time Tour 情報>
出演:田我流
公演名:Ride On Time Tour
前売りチケットはe+, LAWSON, チケットぴあ他、各プレイガイドにて4/27 (金) 10時より発売開始。

6/15 (土) 甲府公演
会場: 甲府 Conviction
開場/開演: 18:00/19:00
前売り: 3,000円 (税込・入場時ドリンク代別途)

6/21 (金) 福岡公演
会場: 福岡 Early Believers
開場/開演:19:00/20:00
前売り: 3,000円 (税込・入場時ドリンク代別途)

6/22 (土) 大阪公演
会場: 心斎橋 Sunhall
開場/開演:18:00/19:00
前売り: 3,000円 (税込・入場時ドリンク代別途)

7/7 (日) 東京公演
会場: 渋谷 WWW X
開場/開演:18:00/19:00
前売り: 3,300円 (税込・入場時ドリンク代別途)

<田我流 出演ライブ情報>
5/4(土) Erection -Block Party-
会場: 広小路商店街 三井住友銀行駐車場
開場/開演: 15:00

5/10(金) タワーレコード新宿店インストアライブ
会場: タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
開場 19:00〜

5/18(土) CROSSING CARNIVAL'19
会場:TSUTAYA O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE、clubasia、WOMB LIVE、TSUTAYA O-nest
開場/開演:13:00(時間予定)

<アルバム情報>
artist: 田我流
title: Ride On Time
発売日: 2019/4/24
label: Mary Joy Recordings
流通: Space Shower Music
CD: DDCB-19004 (定価: 2,300yen +tax)
iTune他, 各ストリーミングサービスより配信

アルバム視聴リンク
https://ssm.lnk.to/rideontime

Track List:
1. Wasuremono (Intro)
2. Hustle (Produced by Ace-up & Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
3. Broiler (Produced by Automatic)
4. Vaporwave (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
5. Cola (Produced by VaVa)
6. Back In The Day 2 (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
7. Simple Man (Produced by DJ UPPERCUT)
8. Small Talk From KB (Skit) (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
9. Ride On Time (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
10. Hands Up (A Cappella)
11. Deep Soul (Produced by DJ UPPERCUT & Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
12. Wave feat. C.O.S.A. (Produced by DJ UPPERCUT)
13. Sign (produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)
14. Changes (Produced by EVISBEATS, Kazuhiko Maeda)
15. Anywhere feat. NTsKi (Produced by KM)
16. Takarabako (Outro) (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

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