世界初の女性だけのパンクバンドThe Slitsのドキュメンタリー映画が公開
パンクムーブメントが燃え上がっていたロンドンで、1976年に誕生した主要なメンバーが女性だけというバンドThe Slits。彼女たちの歴史を70年代中ごろのバンド結成時から、
解散以後のメンバー個々のストーリー、2005年の再結成、そして2010年、本作の制作中にヴォーカルのアリ・アップが癌で亡くなるまでを追ったドキュメンタリー映画『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』が12月に日本でも公開される。
今作はアーカイヴ映像や初めて公となる写真の数々、メンバーの証言やファン、Slitsに影響を受けてきた面々のインタビューで構成。メンバーたちのほか、ROXY CLUBのDJでありパンクドキュメンタリー作家のドン・レッツ、アルバム『CUT』のプロデューサーであるデニス・ボーヴェル、ポール・クック(THE SEX PISTOLS)、ジーナ・バーチ(THE RAINCOATS)、アリソン・ウルフ(BRATMOBILE)などがインタビューに登場し、Slitsがどのように世界中の人々に影響を与えていったかを描いている。
監督はバンドKARPのドキュメンタリー映画『Kill All Redneck Pricks: A Documentary Film about a Band Called KARP』のウィリアム・E・バッジリーだ。
Info
監督・脚本・撮影・編集:ウィリアム・E・バッジリー
出演:ドン・レッツ、ヴィヴ・アルバータイン、ポール・クック、アリ・アップ、
デニス・ボーヴェル、テッサ・ポリット、ケイト・コラス、バッジーほか
2017年|イギリス|86分|カラー|G|原題 HERE TO BE HEARD: THE STORY OF THE SLITS
提供:キングレコード 配給/宣伝:ビーズインターナショナル c Here To Be Heard Limited 2017
【公式サイト】 THESLITS-L7.COM
【『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』 twitter/facebook】 @theslitsmovie
12月15日(土)より、新宿シネマカリテにて〈3週間限定〉公開!
ほか全国順次公開