culture
80年代末~90年代の大阪のカルチャーを支えたライブハウス『難波ベアーズ』の歴史を紐解く書籍が刊行
80年代末から90年代にかけて、大阪のライブハウス『難波ベアーズ』を拠点に活動していた、ボアダムスや少年ナイフなどのバンドがその後世界のシーンに飛び立っていった。
世界的なバンドを生み出した当時の大阪カルチャーシーンの土壌を『難波ベアーズ』の歴史を軸に紐解く書籍『がんばれ!ベアーズ』が、6月に刊行される。
脱線3、KANI BASSのMCであるM.C.BOOが記したこの書籍には、『難波ベアーズ』の店長・山本精一の巻頭インタビューをはじめ、音楽だけではなく吉本の芸人養成所NSCが大阪にしかなかった時代のアンダー グラウンドお笑いカルチャーにもふれた証言集となっている。
証言者としてはなだぎ武、バッファロー吾郎A、モタコ(オシリペ ンペンズ)、あふりらんぽなどが登場。難波ベアーズの歴史を紐解き、当時から現在まで、難波ベアーズで活躍していた(る)アーティストのインタビューによって、難波ベアーズという場所とは、関西・大阪のカルチャーとはいったい何なのか、それを、読み解こうと試みとなっている。
Info
がんばれ!ベアーズ!
大阪のカルチャーは、難波ベアーズを中心に回っている。
M.C.BOO [著] 神田桂一 [編集] 渋谷健太郎 [写真]
ISBN978-4-86647-035-1
四六/並製/216ページ+カラー口絵8ページ
本体2,000円+税
発行元:DU BOOKS
発売元:株式会社ディスクユニオン