Chief Keefがマンブルラップの発明者だと主張する

現在アトランタのT.I.とGucci Maneという両ベテランアーティストが、どちらがトラップミュージックを発明したかで、熾烈な争いを繰り広げている。

歴史が長いトラップミュージックの発明者は、2人の他にも候補者がたくさんいる状況であり、明確に決めるのは難しいと言わざるを得ない。

ではマンブルラップは誰が発明したものと言えるのだろうか、Chief Keefが発明者に名乗りを上げている。

マンブルラップとは、Lil Uzi VertやLil Yachty、Lil Pumpなどの新世代のラッパーたちからFutureなども使用するラップのスタイルであり、言葉をもごもごと発音することからこの名前がついている。

蔑称的にも使われるマンブルラップという言葉だが、Lil Uzi VertやPlayboi Cartiは臆することなく自身を「マンブルラッパー」だと自称しており、そうしたスタイルを自覚的に取り入れているのがわかる。逆にマンブルラップという呼称を嫌うラッパーとしては、XXLが指摘しているようにTrippie Reddがいる。

今回Chief KeefはTwitterで、ファンに向けて「おれがマンブルラップを作ったことを愛してくれる?」と呼びかけ、自身がマンブルラップの発明者だと主張している。

確かにChief Keefのモゴモゴとしたスタイルは当時革新的であり、彼に続くラッパーたちもChief Keefに大きな影響を受けているとはよく語っている。しかしマンブルラップの発明者の議論も実は錯綜としており、古くはBone Thugz-n-Harmony、Three 6 Mafia、Ol' Dirty Bastardなどを発明者にあげる向きもあれば、ベテランのBlack Thoughtのように自身をマンブルラップのオリジネイターだと自ら主張しているアーティストもいる。

衝撃的なティーンラッパーとして登場したChief Keefが、後から出てきたラッパーたちに大きな影響を与えたのはもちろん否めないが、発明者と確定して言い切れるかはまた別問題だろう。

トラップと同じく、この議論も長引きそうだ。

RELATED

Chief Keefと遭遇しテンションが上がったファンが火の点いたブラントをそのまま食べる

誰しも好きなアーティストとたまたま出会った際にはテンションが上がるものだが、中にはアーティストを驚かせようと奇行に及ぶファンもいるようだ。 XXLによると、今週月曜日にInstagramにアップされた動画の中で、Chief Keefのファンが本人の前で驚くべき技術を披露したという。 ...

6ix9ineたちによるChief Keef銃撃事件の実行犯が容疑を認める

複数の罪で逮捕され、減刑のために自身が所属するギャングのメンバーの罪を警察に密告したことが批判されている6ix9ine。そんな彼と昨年ビーフをしていたChief Keefがニューヨークのホテルで銃撃を受けた事件で実行犯として逮捕されていた6ix9ineの仲間であるラッパーKooda Bが、自身の容疑を認めたことが明らかになった。

大学構内のパーティでChief Keefの"Fanetoがプレイされ客がぶち上りすぎて床が抜ける

パーティでアンセムや好きな曲が掛かった際、バイブスが上がるあまり暴れてしまう人もいるだろう。しかし、時には自制心を保つことが必要になる場合もあるようだ。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。