NYを拠点とする注目のアーティストYaejiが新作『EP2』をリリース

先日更新したコラム『韓国の5組の気になる新世代アーティストたち』でも取り上げた、ソウル出身で現在はNYを拠点に活動するYaejiが、新作『EP2』をリリースした。

DJ、プロデューサー、シンガー、はたまたビジュアルアーティストと様々な顔を持つYaejiは、今年リリースしたDrakeのリワークなどで、注目をあつめ、当サイトでもたびたび取り上げている88Risingがピックアップするなど、そのエクレクティックなサウンドとテンションを抑えたボーカルのバランス感で、一躍人気アーティストに。

ハウスやトラップなどをブレンドしつつもラップとボーカルの間をいくような、不安定にも聞こえるその歌の中毒性はたまらない。EPにはビデオが先行公開された"Drink I'm Sippin On"や前述のDrakeのカバー、ミニマルなグルーヴ感が心地いい"raingurl"などを収録している。

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Yaejiが人気ゲーム『パックマン』とコラボした新曲“PAC-TIVE”をリリース|WeirdcoreによるMVを公開

ソウルを経由し現在はNYに拠点を置くプロデューサー、DJ、ヴォーカリストのYaeji。昨年リリースされた最新ミックステープ『WHAT WE DREW 우리가그려왔던』が世界中で話題を呼んだことも記憶に新しい彼女が、人気ゲーム『パックマン』とのコラボ楽曲“PAC-TIVE”のMVを公開した。

【レビュー】Yaeji 『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』|DIYな共同体による、温かいセラピー

タイトル曲”WHAT WE DREW우리가 그려왔던”のMVは6分間でこのミックステープ『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』全体のムードを効果的に表現している。おまじないをしながら巨大な玉ねぎを成長させるミステリアスなストーリーは、Yaejiのアーティスト写真も担当する写真家のダソム・ハンと、彼女の所属するアート・コレクティブ、Dadaism Clubのメンバーである監督、ジョン・ダウンによるもの。制作スタッフに加え、yaejiの祖父やソウル在住時代の友人たちなど出演者までMVに関わった面々はほとんどがyaejiの普段から親しくする友人だ。さらに、MV中でyaejiや彼女の友人たちが着ているスウェットシャツとダボダボのパンツもyaejiのオリジナル・ブランド、YAEJI-MARTのものだし、全体的にDIY要素の強いビデオだ。

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