Metro BoominがAtlantic Recordsと関わるなとツイッターで警告 | 「成功を望んで音楽に人生を捧げるアーティスト・プロデューサー・作曲家たちを利用して、全てを奪われる」

今週水曜日、Metro BoominがツイッターでAtlantic Recordsを非難するツイートをした。地元アトランタ市のプロデューサー達に、メジャーレーベルのAtlantic Recordsと関わるなと警告する内容のものであった。

TwitterでAtlantic recordsの内部の人間が、アトランタ市のプロデューサーを探しているという会話メッセージのスクリーンショットが出回った。「アトランタ市で最近勢いのあるプロデューサー知らない?次のミーティングまでに目をつけておくプロデューサーのリストを作りたい」という内容のメッセージだ。

そのツイートを見つけたMetro Boominは「プロデューサーたちに大事なお知らせ。Atlantic Recordsに魂を奪われないように」とアトランタ市地元のプロデューサーたちに警告した。

その数時間後に「俺がさっき言ったのはAtlantic Records全体のことではなく、Mike Caren個人と、プロデューサーや作曲家と直接契約をするAPG部についてだ」と先ほどのAtlantic Recordsについて言及したツイートは、レコード会社全体を非難しているわけではないと訂正。元Atlantic Recordsの副社長で、『Artist Publishing Group(APG)』創設者であるMike Caren個人を非難したかったようだ。

Metro Boominによると、Mike CarenのAPGグループは、音楽に人生を捧げるアーティストを利用するとのこと。「APGは悪だ」「奴隷にして音楽を盗んで売れたいだけ」と、語った。

「プロデューサーたちに大事なお知らせ。Atlantic Recordsに魂を奪われるな」とツイートした後に
「Atlantic Recordsのこと全体を言ったわけではなくMike Caren個人についてだ」と訂正。

「APGとは関わるな。あいつらは自分たち中心のルールで動いている」
「成功を望んで音楽に人生を捧げるアーティスト・プロデューサー・作曲家たちを利用して、全てを奪われる」

「メジャーレーベル自体を非難してるわけではないと、はっきりさせておきたい。ただAPGが悪なんだ」と全てのメジャーレーベルを非難しているのではなく、APGに対して言っていると述べた。その後、過去にAPGと関わった経験についても言及。
「19歳のときにAPGにロサンゼルスに連れていかれた。最初はもちろん楽しみにして興奮していたけど、日が経つにつれて、奴らがどれだけクソか気づいた」
「あいつらはヒットソングの作り方の教科書を持っていて、まるで計算問題の教科書だった」

「ヤツらはただお前らを奴隷にして、音楽を奪ってヒットさせたいだけだ」とAPGがアーティストから搾取しようとしているだけだと警告。

Metro Boominの発言を受けて、様々なアトランタ市のアーティストが反応。

アトランタのビートメーカーMike Will Made-Itは「2012年に俺の曲を聞いて『君にはヒットソングが一切無いけど、私達がそれを解決できる』と言われたよ」と明かした。


プロデューサーのLondon On Da TrackもMetro Boominの「アーティストを奴隷にしている」というツイートに対して「あいつらはそれだけが目的だ」と反応した。

レコード会社との契約はアーティストのキャリアを大きく左右する。売れることを目的として、ビジネスライクに考えるレーベルは、時に芸術性を重視するアーティストと衝突するようだ。

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