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マリファナが記憶力向上に役立つ可能性という新たな研究結果
マリファナに含まれる精神作用の化合物THCが記憶力向上に役立つとライフサイエンスを中心に取り扱うアメリカメディアLive Scienceが報じた。
新たな研究によると、実験は17匹の生後2ヶ月の若いネズミと、1歳の成熟した24匹のネズミ、生後18ヶ月の29匹のネズミを使用。それらのネズミに少量のTHCを毎日注入させ、水の貯まったプールの中に隠された設備を見つけるという訓練をにさせえる。さらに、各年齢別のグループの半分のネズミにはTHC以外の薬物を注入した。
その結果、1ヶ月間毎日、ポンプからTHCを摂取し続けられたネズミ群は確実に全ての設備を淀みなく実行。THCを注入した老いた方のパフォーマンスは、若年のネズミと同じレベルにまで向上し、共同研究者のAndreas Zimmerはこの結果に「認知機能にドラマチックな向上を与えた」と評した。
しかし、THCを注入した若いネズミ群の認識力テストでは、化合物を摂取し続けると、パフォーマンスを悪化する傾向になった。化合物は若いネズミにとって、老いたネズミとは逆の影響を与えるという。
過去には、老化した脳に化合物がどんな影響を及ぼすかという研究が行われてきた。しかし、未だにその解明には至っていない。Zimmerら研究チームは人体実験の結果がもっと必要とし、すでに次の実験を準備していると語った。