Chance the Rapperが『Coloring Book』のApple Musicの独占配信に関してのディールを明らかにする

Chance the Rapperが昨年リリースし、グラミー賞を受賞した『Coloring Book』に関するApple Musicとのディールを明らかにした。

Chance the Rapperはアルバムを2週間のApple Music限定配信としたが、その際Appleから50万ドル受け取っていたこと、そしてプロモーションのサポートを受けていたことをTwitterで公表した。

Chance the RapperはTwitterで「Appleと自分の関係を訂正しておかなくてはいけないと思ったことはないけど、多くの人が自分の独立性の信用を傷つけようとしてる」と懸念。その為、透明性をはっきりさせるためにAppleとのディールを公開した。

ChanceはアルバムをApple Musicで2週間の限定配信した後、SoundCloudにてフリー・ストリーミング公開した。

Chance the Rapperはお金が必要であったと述べ、Appleの人たちは良い人達だったと表現している。

Chance the Rapperはシカゴの公立高校に100万ドルを寄付し、ミシェル・オバマがそれを賞賛するなど、独自の活動を行っている。

いくらインディペンデント・アーティストとは言え、経済活動を行わなければいけないのは当然である。われわれは「お金を受け取っていればインディペンデントではない」と批判するより前に、何が「インディペンデント」であるかを考えなければならない。

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