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Pharrellが音楽業界を現代の奴隷制に例える
Pharrellが自身がサウンドトラックやプロデュースも手掛けた映画『Hidden Figures』のプロモーションとして、人気番組『The Breakfast Club』にゲスト出演し、インタビューに答えている。
40分のインタビューの中で、Pharrellはレイシズムや大統領選挙、ジェンダーの問題について語っている。
インタビューの中で、Pharrellは音楽業界の問題点について、「音楽業界ではN-wordを使わなくてもレイシストになれるんだ」とアーティストとレコード会社の関係を奴隷制に例えて語った。さらに「これはディープな話だよ。僕たちは誰かのもの(原盤)を、他人が所有するのがOKな世界で働いている。狂ってるよ。これはまるで、君が僕のIDを持っていて、僕がどの道を通っていいとか、通っちゃダメだとか、いつご飯を食べなきゃいけないとか、いつ税金を払わなきゃいけないとか、言ってくるようなもんだ。これが音楽業界のビジネスなんだ」と現在の音楽業界のあり方を解説する。
さらに「このシステムはすぐに変わると思う。全てのアーティストは自分で自分の作品の権利を持つべきだよ。もしメジャーレーベルがアーティストとパートナーの関係になろうとするなら、それはとてもいいことだ。パートナーになろう。ただ僕を所有しようとするな」と今後レーベルとアーティストの関係は、対等なパートナーという関係で作り上げていくべきだということをPharrellは説いた。
『The Breakfast Club』でのPharrellのインタビューは下記で見ることができる。